「トワイライトエクスプレス瑞風」運行開始5周年で記念式典

JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が運行開始から5周年を迎え、20日下関駅で記念式典が行われました。

関西と山陽・山陰を結ぶ「トワイライトエクスプレス瑞風」は6月で運行開始から5周年を迎え、20日は発着地の1つ、下関駅のホームで記念の式典が行われました。

式典では地元の小学生が「平家踊り」を披露して5周年を祝ったあと、福島純 鉄道本部営業本部長が「西日本豪雨や新型コロナウイルスの影響による休止など5年間、順風満帆とは言いがたい面もありますが、ここまで来られたのは地元や沿線地域の方々のおかげです」と感謝のことばを述べました。

JR西日本によりますと、瑞風は5年間でおよそ8500人が利用したということです。

20日の式典には瑞風を見るために下関駅を訪れ続け、3年前に「名誉駅長」に就任した多賀みなみちゃん(6)も参加し、駆けつけた鉄道ファンと一緒に手を振りながら大阪に向かう瑞風を見送っていました。


みなみちゃんは、「走っているところと汽笛を鳴らすところが好きです。私が大きくなったら乗せて走ってほしい」と話していました。