四国の特急列車50年 ディーゼル車両で特別ツアー
ことしは四国に特急が走って50年となる節目の年です。
これを記念してJR四国は18日と19日の2日間限定でかつて特急「しおかぜ」で使われていたディーゼル車両による特別ツアーを行っています。
四国で初めてとなる特急列車「しおかぜ」が運行を始めたのは昭和47年、いまからちょうど50年前になります。
これを記念してJR四国はの18日と19日2日間限定で、かつてのディーゼル車両を使った特別ツアーを企画しました。
18日の朝、高松駅には60人あまりが集まり、鉄道ファンたちは出発前、ステンレスのボディやグリーンのラインが特徴のディーゼル車両「キハ185系」の車体をカメラに収めていました。
このあと参加者たちは懐かしの車両に乗り込み、駅長の出発合図で汽笛が鳴らされると駅員らに見送られながら発車しました。
特急「しおかぜ」は当初はディーゼルエンジンで走っていましたがのちに電化され、平成28年からはすべての特急列車が電車で運行されています。
神戸市から参加した20代の男性は「ふだんは電車ばかりで乗っていて久しぶりにディーゼル車両に乗れるので、エンジンの振動など五感でツアーを楽しみたい」と話していました。