海から2キロ近く離れている第一中学校付近まで津波は押し寄せました。高台にある中学校には、数多くの避難者が殺到。あの日何が起き、人々はどう行動したのか。証言から振り返ります。

再避難の大切さ

紺野初五郎さんは、絶対安全だと考えていた高台からさらに高い場所に避難することで津波から逃れることができました。

車での避難の危うさ

中学校で体育館の解体工事の現場監督をしていた金野正伸さん。車の避難誘導に当たるなかで、車での避難の危うさを実感しました。

避難所の助け合い

初日から600人以上が避難していた中学校の体育館の避難所。釘子明さんは、避難所の人々がお互いに助け合うことで危機を乗り切ったと話します。

避難所で卒業式

震災当初、第一中学校の校長だった佐々木保伸さん。避難所となった学校の体育館で卒業式を行いました。