東日本大震災の被災地で最初に入居が始まった岩手県陸前高田市の高田一中仮設住宅。2018年3月末での閉鎖が決まり、7年間の歴史に幕を閉じます。被災した人たちの暮らしの拠点となってきた仮設住宅の7年間を360°VRアーカイブとして保存・記録。震災から7年の仮設の人々のいまを見つめ将来を考えます。

震災7年 仮設はいま

陸前高田市は、市街地の大部分が津波で被害を受け、多くの住宅が流されました。津波で被災した世帯は、市の全世帯の半数を超える4063世帯。死者・行方不明者は1757人に上りました。陸前高田市で建設された合わせて2168戸分の仮設住宅には、震災の年には5600人が入居しましたが、ことし1月末の時点で、1200人余りに減り、災害公営住宅への入居も進んでいます。

360°VRアーカイブ

一中仮設住宅を360°VRで記録。2018年3月末で閉鎖される仮設住宅を、そこで生活した人々の思い出とともにアーカイブしました。