広報担当者の奮闘記！新年度番組ポスター制作の裏側を一挙公開

ＮＨＫ静岡放送局の新年度番組ポスタービジュアル制作の舞台裏を広報担当者がお伝え！【オフショットあり】

こんにちは！ＮＨＫ静岡放送局・広報担当の星野です。

３月も下旬を迎え、いよいよ新年度に突入しますね。みなさんはどんなお気持ちで新年度を迎えられるのでしょうか。春と言えば出会いと別れの季節。入学式に卒業式に就職に…「新しい環境で頑張ろう！」という方も多いのではないでしょうか。

さて今回、そんな年度替わりのタイミングでご紹介するのは、私が初めて担当している「新年度番組広報」についてです。

新年度番組広報って何をするの？

新年度番組広報と聞き、「具体的に何をするの？」と思われる方も多いと思います。
皆さんは今、ＮＨＫ静岡放送局が制作・放送している番組のビジュアルデザインがどういったものか思い浮かびますか？思い浮かぶ人・思い浮かばない人がいらっしゃると思いますが…現在のデザインは以下の通りです。

「ＮＨＫニュース　たっぷり静岡」　
ニュース番組らしく、キリっとしたビジュアルが印象的です。

これらのビジュアルに親しみを持ってくださっている方もいるかと思いますが、実は、今ご紹介した番組のビジュアルデザインが来年度から変わります！
新しいビジュアルは、静岡県らしさや視認性、皆さまに親しみをもっていただけるようなデザインを目指して制作に取り組みました。新しいデザインはまだお披露目できないのですが…新年度に入ってからのお楽しみに！

ビジュアルの変更に伴い、ＮＨＫ静岡放送局西側のガラス面の「ＮＨＫニュース　たっぷり静岡」のラッピングも今年度いっぱいで剥がすこととなりました。４月からはまっさらな局舎となります。ラッピングを剥がすのは少し寂しい気もしますが、まっさらになったスタイリッシュな局舎も良いかもしれませんね。

約１年間、局の看板としてラッピングしていました。
いざ剥がすとなると、何だか感慨深い気持ちになります。

先日、新年度番組ポスターのビジュアルデザイン制作用に、アナウンサー・キャスターの写真撮影を行いました。当日は撮影用の衣装に着替えたキャスター陣が入れ替わりながら撮影が進み、スタジオは和やかな雰囲気に包まれました。撮影までの準備は大変でしたが、撮影当日に普段とは違う皆さんの姿を見ることができ、私にとってもとても楽しい時間となりました。今回は、ビジュアル制作について、準備から当日までの裏側をお伝えします！

撮影の裏側①心弾む！撮影用の衣装選び

年に一度のビジュアルデザイン制作。そこには出演者を引き立てる衣装の存在が欠かせません。ビジュアルデザインに合うような衣装はどんなものが良いか、広報担当の私と、スタイリスト、アナウンサー、キャスターたちと一緒に考えて選んでいきます。

衣装ひとつを取っても着る人によって醸し出す印象ががらりと変わるため、選定には一苦労。アナウンサー・キャスターが試着をして、「これだ！」という衣装を探し出せた時の達成感は、とても大きなものがありました。

衣装選び中の本多キャスター。
色々な種類があるだけに、選ぶのもワクワクされていました。

撮影の裏側②撮影機材セッティング

撮影衣装を選び終わったら、次は写真撮影の準備。ビジュアルデザインを作り上げる上では、入念な撮影準備も欠かせません。照明の調整やカメラの設置場所などを確認して本番に備えます。…と、局内のスタジオに、あっという間に仮設のフォトスタジオが出来上がりました。これで撮影の準備も万端です！

撮影機材等のセッティング。
普段のニューススタジオが簡易的なフォトスタジオに早変わり。

いざ撮影本番！

さて、撮影の準備が整いました。いよいよ撮影本番です。撮影は２日間にわたる長丁場で、カメラマン、デザイナー、スタイリスト、ヘアメイクの担当者を交えて臨みました。ビジュアルデザインにそぐうようなポーズ、顔の向きなどを考えながら、１人あたりたっぷりと時間をかけ、色々なカットを多数撮影しました。撮影後、どの写真が良く撮れているか確認してみると…良いショットが多く、これまた選ぶのに一苦労。「新ビジュアルをより良いものにしよう！」の一心で、懸命に写真を選びました。