もうひとつの静岡ホビーショー ペインターたちの夢の舞台 後編

いよいよホビーショー!!

さあ、いよいよ静岡ホビーショーの開幕です！
 ことしの静岡ホビーショーは10日（火）の関係者招待日から12日(金)の小中校生招待日を経て、13日(土)・14日(日)の一般公開日を迎えます。

モデラーズクラブ合同作品展は、関係者招待日で使われるメーカーや問屋の商談スペースを利用して行われます。

一般公開前日の朝6時。 会場のツインメッセ静岡には、すでに多くのグループの姿がありました。

もちろん平野さんの姿も。

割り当てられるスペースを活かすため、各グループとも展示には工夫を凝らします。

平野さんは、数ある展示の中で、どうしたら自分たちの作品がお客さんに注目してもらえるか常に考えています。

遠くからでもブースが目立つよう展示は高く、作品を配置する間隔が狭くないか広すぎないか、気を配ります。

作品の後ろの部分も見てもらえるよう、奥には鏡！

 そして、「モデラーズ合同作品展」当日。

たくさんの人が訪れ、会場内は歩くのもやっと。
平野さんも「私たちは透明なボディをすべて裏から塗っています」と通りかかる人に声をかけて呼びこみます。 

ブースには、北は北海道から南は九州まで、平野さんの厳しい審査を経てグループに参加したメンバーの自慢の作品が並びます。

その一部をご紹介！

さらに、今回新たな試みとしてブースで実演を披露することに。

ほかのイベントで行ったことはありましたが、ホビーショーでは初めてです。
メンバーのひとり、長野市の小林さんが筆塗りでキャラクターを描いていきます。

手前の色から順に塗っていきます。

裏から描くのですべて反転。 アニメのセル画を描くのと同じ要領だそうですが、セル画を知らない世代はびっくり！ 

透明なボディにアニメのキャラクターが描かれていくようすは、特に小さな女の子たちの心を捕らえていました。

大盛況の「モデラーズ合同作品展」。平野さんたち「ぺいんとマイスターズ」のブースにも多くの人が足を止めて作品に見入っていました。

来年も平野さんはじめ全国のホビー愛好家の力作が静岡に集結します。 
もうひとつの静岡ホビーショーをぜひご堪能ください。