方領土「2島先行返還も
検討すべき」国民 玉木代表

北海道根室市から北方領土を視察した国民民主党の玉木代表は、記者団に対し、領土問題の早期解決に向けて、歯舞・色丹の2島を先行して返還するようロシア側に求めていくことも検討すべきだという考えを示しました。

この中で玉木代表は、「北方領土の問題は、与野党を超えて進めていかなければいけない課題だ。四島返還が大原則だが、知恵を出し合いながら、一日も早く成果を出すため、どういうやり方があるのか柔軟に考えていく必要がある」と述べました。

そのうえで玉木氏は「歯舞諸島と色丹島の2島を先行して返還し、漁業関係者がメリットを早期に感じられるような策も1つの案として検討すべきではないか。政治決断が必要で、原理原則だけを言っていても実効支配が続くだけだ」と述べ、歯舞・色丹の2島を先行して返還するよう求めていくことも検討すべきだという考えを示しました。