くらももこさん死去
「女性特有のがんに理解を」

人気漫画「ちびまる子ちゃん」などで知られる漫画家のさくらももこさんが、乳がんで亡くなったことについて、検診の呼びかけなどを行っている、野田総務大臣は、「男性も、人ごとと思わず、女性特有のがんへの理解を深めてほしい」と訴えました。

「さくらももこさんがお亡くなりになったことは、本当に痛恨の極みです。『ちびまる子ちゃん』は、私も知ってますし、7歳の息子も知っているということで、ほんとに長い期間、日本のアニメ文化の主役の1人でもありましたし、そういう意味では、その才能を失ったことを大変残念に思います」

「ライフワークのひとつとして、乳がん・子宮けいがん検診促進議員連盟の会長をずっと務めてまいりました。女性が活躍できない壁のひとつが、やはり、女性の健康に対する取り組みの不十分さだと思っています。女性がかかる、子宮けいがんなどは10代、20代、30代、そして、乳がんは、20代、30代、40代と、ある意味、働き盛りというか、活動が最も活発になっている世代にひっかかってくる病であります。もう少し、家族の一員としても、男性の深いご理解をいただいて、人ごとと思わず、女性特有のがんについても、しっかりと受けとめていただけたらいいなと思っています。ご冥福をお祈りしています」