都民の約80人に1人が療養中
都モニタリング会議で公表

東京都内の新型コロナウイルスの感染状況と医療提供体制について分析・評価する都のモニタリング会議で、専門家は「現在、都民のおよそ80人にひとりが、検査陽性者として入院・宿泊・自宅のいずれかで療養している」と明らかにしました。

そのうえで、療養者に占める割合が入院患者がおよそ2%、宿泊療養者がおよそ3%なのに対し、自宅療養者と入院・療養などを調整中の人がおよそ95%と大多数を占めていて、自宅療養者がさらに増加していると説明しました。

そして「療養者数は第5波のピーク時をはるかに超え、さらに増加している。急変時、症状が重い方や重症化リスクが高い方などが速やかに医療機関を受診し、適切な医療が受けられるよう、体制整備を進めるとともに、宿泊および自宅療養体制の充実が必要だ」と述べました。