万4000人ヘリ73機で
捜索救助に全力」菅官房長官

菅官房長官は午後の記者会見で、「政府としては、警察・消防・自衛隊・海上保安庁の部隊が人命第一の方針のもと、約7万4000人、ヘリ73機で捜索・救助活動に全力で取り組んでいる」と述べました。

そのうえで、「食糧や給水の支援に加え、自衛隊が被災地での入浴支援を開始するほか、プッシュ型で岡山県倉敷市真備町の避難所にエアコンなど合わせて45台を配送し、仮設トイレも配送可能となっている。引き続き、被災自治体と連携し被災者の生活支援のため先手先手で対応に万全を期したい」と述べました。

また、菅官房長官は「これまでに人的被害は、死者90人、心肺停止13人、行方不明13人となっている。さらに安否不明だとして110番通報があったもののうち安否が確認されていないものは、広島県を中心に45件67人程度。このほか『車が流されるのを見た』など安否に関する通報が133件ある」と述べました。