万4000人ヘリ41機で
捜索救助」菅官房長官

菅官房長官は8日の非常災害対策本部の会議のあとの記者会見で、「今回の大雨では11府県で大雨特別警報が発令されるなど、各地で記録的雨になっており、河川の氾濫、大規模な浸水、土砂災害が多数発生している」と述べました。

そのうえで、「人的被害は死者48名、心肺停止28名、行方不明7名となっている。また安否不明であるとして110番通報があったもののうち、安否が確認されていないものは広島県を中心に45件、92名程度であり、『車が流されているのを見た』など、人数不明だが安否に関する通報が108件ある。本日も警察、消防、自衛隊、海上保安庁が人命第一の方針のもと、5万4000人、ヘリ41機の態勢で捜索救助活動に全力で取り組んでいる」と述べました。