「衆院選と都議選の同日選
現実的でない」公明 山口氏

衆議院の解散・総選挙について、公明党の山口代表は記者会見で、来年夏の東京都議会議員選挙に合わせて実施することは、直後に東京オリンピック・パラリンピックが控えていることから、現実的ではないとして否定的な認識を示しました。

この中で、公明党の山口代表は、衆議院の解散・総選挙について「かつてない小選挙区に候補者を立てる予定で、比例代表でもこれまでの得票傾向を、はね返すような取り組みをしていきたい」と述べました。

そのうえで、来年夏の東京都議会議員選挙に合わせて衆議院選挙を実施することへの見解を問われたのに対し、「都議会議員選挙の後には東京オリンピック・パラリンピックが控えている。衆議院解散から新しい内閣が固まるまで相当な時間を要することを考えれば、重ねて行うのは現実的ではない」と指摘し、否定的な認識を示しました。