民との関係は微動だに
しない」日本医師会新会長

日本医師会の新しい会長に就任した中川会長は、記者会見で、「政権与党である自民党との関係は微動だにしない」と強調しました。

日本医師会の中川俊男会長は、先週行われた会長選挙で、5期目を目指した現職を破って、新しい会長に就任しました。

中川会長は、1日の記者会見で、「中川執行部では、自民党との距離感がずいぶん変わるのではないかという論調もあるが、決して、日本医師会と自民党との関係は変わらず、微動だにしない」と強調しました。

そのうえで、「個別の医療政策についても、厚生労働省の審議会や検討会での発言や表現の方法は若干変わるかもしれないが、大きな違いはない」と述べました。

これに先立って、中川会長は、就任のあいさつのため自民党本部を訪れて、二階幹事長と面会し新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、経営が厳しくなっている医療機関へのさらなる支援策の検討を協力して進めていくことなどで一致しました。