療所の外来 小児科の
保険収入が約4割減

新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関の経営がどの程度影響を受けているか日本医師会が調査したところ、診療所の小児科の保険収入が去年と比べて4割近く減ったことがわかりました。

日本医師会は、新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関の経営がどの程度影響を受けたか把握するため、先月から今月にかけて全国の合わせて655の病院と診療所にアンケートを行いました。

それによりますと、4月の外来診療の患者による保険収入は、去年の同じ時期と比べて、
▽病院では5%、
▽診療所では17%減りました。

診療所を診療科別にみると、
▽もっとも減ったのが小児科で、去年より39.2%減りました。

次いで、
▽耳鼻咽喉科の36.6%、
▽整形外科の23.3%などとなっています。

一方、
▽泌尿器科は5.4%、
▽眼科は12.2%の減少にとどまっています。

小児科などへの影響について医師会は、「子どもへの感染や飛まつが飛びやすい環境を避けて、受診を控えた人が多かったのではないか」と話しています。

日本医師会は、このままでは、経営の維持が難しくなる医療機関が増えるおそれもあるとして、引き続き、国の支援を求めていくことにしています。