トナムにマスクなどの
安定輸出を要請 首相

新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、安倍総理大臣は4日夜、ベトナムのフック首相と電話で会談し、マスクをはじめとしたベトナムで生産する医療物資の安定的な輸出への協力を求めました。

電話会談は4日午後7時すぎからおよそ20分間行われ、安倍総理大臣は新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、緊急事態宣言を今月末まで延長したことなど日本の取り組みを説明しました。

そのうえで、先月ベトナム政府から医療用マスク5万枚の提供を受けたことに謝意を伝え、今後も現地で生産する医療物資を日本に安定的に輸出することへの協力を求めました。

さらに、ベトナムに在留する日本人の安全確保や日系企業の安定的な操業にも協力を要請し、フック首相も協力する意向を示しました。

また両首脳は、新型コロナウイルスへの対策が最優先の課題だとして、終息に向けて緊密に連携することで一致しました。