国に正確な情報公表の
働きかけを」立民 安住氏

中国などで新型のコロナウイルスの感染が拡大していることについて立憲民主党の安住国会対策委員長は、安倍総理大臣みずからが中国政府に対し、正確な情報を迅速に公表するよう働きかけるべきだという考えを示しました。

中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大していることについて、立憲民主党の安住国会対策委員長は27日、国会内で記者団に対し「中国政府の発表が後手後手に回っている感が否めない」と指摘しました。

そのうえで「安倍総理大臣は『中国の習近平国家主席を国賓として迎えたい』と言っているのだから、こういう時こそ『きちんと情報を出してほしい』と、中国政府に対して直接アプローチしたほうがいいのではないか」と述べました。

一方、安住氏は27日から衆議院予算委員会で質疑が始まったことに関連し「カジノの問題や相次いだ閣僚の辞任、それに『桜を見る会』をめぐる公文書管理などをしっかりただしたい」と述べ、追及を強める考えを強調しました。