惑を説明してこなかっ
たのは首相や内閣の責任」

立憲民主党の枝野代表は、去年10月に閣僚を辞任した自民党の衆議院議員2人の説明責任が果たされていないのは内閣全体の責任だとして、来週召集される通常国会で安倍政権を追及していく考えを示しました。

来週20日の通常国会召集を前に野党側は、去年10月に週刊誌報道を受けて辞任した自民党の河井・前法務大臣と菅原・前経済産業大臣は説明責任を果たしていないと批判しています。

立憲民主党の枝野代表は宮崎市で記者会見し、「安倍総理大臣が任命した閣僚が疑惑を持たれて辞任し、その疑惑を一切説明してこなかったのは安倍総理大臣や内閣全体の責任だ」と述べ、通常国会で追及していく考えを示しました。

また、国民民主党との合流協議について枝野氏は、「党としてできることは全部やったので協議をする中身がない。無理をするよりも、来週からは共同会派として国会論戦に徹するべきだ」と述べ、協議の打ち切りを重ねて示唆しました。

一方で、「合意に向けたわれわれの案を前提に一緒になりたいと言ってもらえるのであれば、国会が始まった後でもまたスタートできる」と述べました。