民と国民 党首会談
合流に向け協議で合意

立憲民主党と国民民主党の党首会談が行われ、野党勢力を結集し、政権交代可能な政党を作るため、合流に向けた話し合いに入ることで合意しました。

立憲民主党の枝野代表は今月上旬に、野党勢力を結集し、政権の奪取につなげたいとして国民民主党の玉木代表らに合流を呼びかけました。

枝野氏と玉木氏は17日、改めて会談し、両党の幹事長も同席しました。

この中で玉木氏は党所属の国会議員や地方組織の代表者から意見を聞いたことなどを説明したうえで、「呼びかけを受け止めて、協議に入りたい」と回答しました。

そして会談では、合流に向けて、早急に両党の幹事長による話し合いに入ることで合意しました。

会談のあと、枝野氏と玉木氏はそろって記者団の取材に応じ、枝野氏は「私の申し入れに、前向きな話をいただいたと理解している。

幹事長の話し合いの結論はできるだけ速やかに得たいが、いつまでにと区切ることはしていない」と述べました。

また玉木氏は、別の場所で記者団に対し「お互い独立した政党で、それぞれに理念や政策があるので、結集は簡単ではなく、丁寧な合意形成を目指したい」と述べました。

また記者団が対等な立場での協議を求めたのかと質問したのに対し「会談の中のことは差し控えたい」と述べました。