「首里城再建は国が責任持って進める」 衛藤沖縄北方相

那覇市の首里城の火災から4日がたち、衛藤沖縄・北方担当大臣は4日、現場を視察しました。そして、必要な財政支援を行うことも含め国が責任を持って再建を進める考えを強調しました。

衛藤沖縄・北方担当大臣は、4日午後、大規模な火災で主要な建物が全焼した那覇市の首里城を訪れ、国の担当者などから説明を受けながら、現場の状況を確認しました。

このあと、衛藤大臣は記者団に対し、「火の勢いの強さに驚いた。首里城が沖縄の歴史や文化、伝統を凝縮させたものだけにショックも大きいし、県民にとっても大きな心の痛手になっているのではないかと心配している」と述べました。

そのうえで、首里城の再建について、「国が責任を持ってやることが必要だ。必要な予算は必要なときに必ず計上するというのが安倍総理大臣の考えだ」と述べ必要な財政支援も含め国が責任を持って進める考えを強調しました。