党連携の方向性求める
意見 参院選総括会合 立民

参議院選挙を総括する立憲民主党の会合が開かれ、出席者からは年内に衆議院選挙が行われることも視野に野党間の連携の方向性を示すよう執行部に求める意見が出されました。

立憲民主党は先の参議院選挙で17議席を獲得し、改選前の9議席からほぼ倍増した一方、大阪や兵庫などの複数区では幹部が集中的に応援に入ったものの議席獲得には至りませんでした。

こうした結果を総括する会合が2日、開かれ、枝野代表は党の会派に所属する議員を前に「反省点や教訓を踏まえ、次の政権選択選挙で大きな成果を上げられるよう、きたんのない意見をうかがいたい」と述べました。

出席者からは「年内に衆議院選挙が行われることも視野に今後の野党間の連携の在り方について方向性を示すべきだ」などと執行部に対する意見が出されました。

また、れいわ新選組が比例代表で2議席を獲得したことなどを念頭に「インターネットでの広報戦略にもっと工夫が必要だ」といった指摘も出されました。

立憲民主党は今後、地方議員からも意見を聞くことにしています。