民 枝野代表
「憲法の優先順位は低い」

立憲民主党の枝野代表は記者会見で、「さまざまな調査によると、憲法についての関心の優先順位は非常に低く、安倍総理大臣が一人芝居をしているような訴えだったと思う。『自民党の提示している憲法改悪を許すべきではない』という勢力が3分の1を超えるという流れなので、民意は明確になっている。数の力では強引に押し切れないという状況になることが憲法議論をよい方向に進めていくことにつながることを期待している」と述べました。

「野党5党派の連携は大きく前進」

また枝野代表は「野党5党派の連携は大きく前進することができた。次の大型国政選挙は、間違いなく衆議院選挙になるが、今の政治に必ずしも信頼を与えていない有権者の明確な選択肢になれるよう、野党5党派の連携をさらに強化し、野党第1党の責任として、しっかりと政権の選択肢としての立場を示し、有権者に選択してもらえる状況をつくっていく」と述べました。

一方、枝野氏は「政党と政党の合併のようなことにはくみしない。その代わり、『わが党の理念や政策に賛同する人は懐深く受け入れたい』という従来の考えは全く変わっていない」と述べました。