言封じで慌てて更迭
したとしか思えない」枝野氏

厚生労働省の統計不正問題で、立憲民主党の枝野代表は、さいたま市で、記者団に対し、全容を解明するため、先に更迭された統計部門担当の幹部職員を参考人として、国会に招致すべきだという考えを示しました。

この中で、枝野代表は、根本厚生労働大臣が、先週、統計部門を担当していた局長級の幹部職員を更迭したことについて「国会での証言を封じるため、慌てて更迭したとしか思えない。そうでないのならば、政府参考人として、堂々と出てきて、しゃべらせるべきだ」と述べ、全容を解明するため、更迭された幹部を国会に招致すべきだという考えを示しました。

そのうえで4日からの衆議院予算委員会での審議について、「去年の暮れ以来の隠蔽工作を、まずはしっかり明らかにし、全体構造を解明できるような、本当に客観性のある第三者機関を作らせたい」と述べました。