年で69人の実習生
死亡」と法務省資料 有田氏

参議院法務委員会の野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の有田芳生氏は記者団に対し、法務省が作成したとする資料に平成27年から3年間で、69人の技能実習生が死亡した事案が記されていることを明らかにしました。

有田氏が公表した資料には、フォークリフトを運転中に誤って横転して、リフトの下敷きになって死亡したケースや、交通事故や自殺、それに、一時帰国中の中毒死など、原因も記されています。

有田氏は「私が明らかにしたのは、技能実習生が日本に来て、命を失ったという法務省が調べた事実だ。技能実習制度の総括なしに新しい制度への移行は絶対に認められない」と述べました。