国人の日本語教育に
力を」新資格整備の考え

外国人材の受け入れ拡大に向けて、政府が年内にまとめることにしている外国人との共生を図るための総合的な対応策に関連して、柴山文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、外国人に日本語を教える教師の技能を証明する新たな資格整備を進めていく考えを示しました。

来年4月からの外国人材の受け入れ拡大に向けて、政府は出入国管理法の改正案の成立を目指すとともに、外国人との共生を図るため、年内に総合的な対応策をまとめることにしています。

これに関連して、柴山文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で「外国人の日本語教育にしっかりと力を入れていく」と述べたうえで、外国人に日本語を教える日本語教師について、現在はない、技能を証明する新たな資格整備を進めていく考えを示しました。

これを受けて、文化庁では今月中にも文化審議会を開き、日本語教師の資格をどのように設けるか具体的な議論を始め、政府が年内にまとめる総合的な対応策に盛り込む方針です。