島根県知事選挙 現職の丸山達也氏 2回目の当選

現職と新人あわせて3人の争いとなった島根県知事選挙は、自民党と立憲民主党、それに公明党と国民民主党が推薦した現職の丸山達也氏(53)が2回目の当選を果たしました。

島根県知事選挙の結果です。

丸山達也、無所属・現、当選。25万1545票。

向瀬慎一、共産・新。2万9964票。

森谷公昭、諸派・新。1万83票。

現職の丸山氏が新人2人を抑えて2回目の当選を果たしました。

丸山氏は福岡県出身の53歳。平成4年に当時の自治省に入り、平成25年から3年間、島根県に出向して政策企画局長などを務め、44年ぶりの「保守分裂」となった前回・4年前の選挙で初当選しました。

今回の島根県知事選挙では自民党が丸山氏への支援で一本化する中、丸山氏は選挙戦でこれまでの県政運営で最大の課題に位置づけてきた「人口減少対策」を加速させるとともに、コロナ禍や物価の高騰で打撃を受けた地域経済の回復に取り組むことなどを訴えました。

丸山氏は「次の4年間の県政を預かることに対して、大きな感謝と重責を痛感している。人口減少への対策のため、子育て世代の皆さんが望む雇用を増やしていくことなどに全力を尽くしていきたい」と述べました。

投票率は54.96%で前回・4年前の選挙をおよそ7ポイント下回り、これまでで2番目に低くなりました。