立民 泉代表続投意向も
執行部の責任問う声

参議院選挙で議席を減らした立憲民主党の泉代表は、引き続き代表として、党の立て直しに当たる考えですが、党内には執行部の責任を問う声もあり、挙党態勢を築けるかが焦点となります。

先の参議院選挙で、立憲民主党は、改選前から6議席減らして17議席の獲得にとどまり、比例代表の得票では、日本維新の会を100万票余り下回りました。

泉代表は「野党の足並みがそろわない厳しい環境の中、最大限の努力はした」として、引き続き、代表として党の立て直しにあたる考えです。

これに対し党内からは「半年で代表を代えるだけの理由はない」と理解を示す議員がいる一方、「去年の衆議院選挙から比例代表の得票を大幅に減らした責任は大きい」などと党執行部の責任を問う声もあがっています。

泉氏は、来月初めに党の両院議員総会を開くなどして、選挙の総括をまとめることにしていますが、具体的な党の立て直し策を示し、挙党態勢を築けるかが焦点となります。