第2次岸田内閣の閣僚資産
首相ら8人が1億円超

先月10日に発足した第2次岸田内閣の閣僚の資産が公開されました。岸田総理大臣と20人の閣僚の平均は9779万円で、岸田総理大臣ら8人が1億円を超えています。

公開された資産には、本人だけではなく家族の分も含まれ、土地と建物の評価額は、実際の取り引き価格ではなく、固定資産税の課税標準額です。

また、預貯金には普通預金と当座預金は含まれていません。

岸田総理大臣と、再任された閣僚のうち9人は、先月19日に公表された第1次岸田内閣発足に伴う資産公開から資産の総額や保有する株式などに増減はありませんでした。

新たに起用された、
▽林外務大臣は、山口県下関市の住宅や預貯金など1億4737万円です。株式は9銘柄、17万3927株を保有しています。ゴルフ会員権が3口あります。

再任された閣僚で、前回から変動があったのは次の10人です。
▽金子総務大臣は、借入金が9万円減って2398万円となりました。

▽鈴木財務大臣は、家族の有価証券が増えたため資産の総額が97万円増え、9940万円となりました。借入金が47万円減って3558万円となりました。

▽後藤厚生労働大臣は、借入金が17万円減って4688万円となりました。

▽萩生田経済産業大臣は、借入金が8万円減って1427万円となりました。

▽斉藤国土交通大臣は、有価証券が増え、資産の総額が59万円多い2億4106万円となりました。

▽山口環境大臣は、家族の預貯金が増えたため、資産の総額が557万円多い1948万円となりました。家族の保有する株式が1銘柄増えて、5銘柄、3万6230株となったほか、家族が新たに日銀の出資証券12口を保有しています。

▽松野官房長官は、家族の有価証券が増えたため資産の総額が3万円増えて2818万円となりました。借入金が699万円減って679万円となりました。

▽山際経済再生担当大臣は、借入金が51万円減って1億3085万円となりました。

▽小林経済安全保障担当大臣は、借入金が7万円減って218万円となりました。

▽堀内ワクチン接種担当大臣は、貸付金が500万円増えて2420万円となりました。

岸田総理大臣と20人の閣僚の平均は9779万円で、岸田総理大臣ら8人が1億円を超えています。