福岡 小川洋前知事が死去
72歳 任期途中で辞職

病気のため、ことし3月に任期の途中で辞職し療養中だった福岡県の小川洋前知事が2日、入院先の九州大学病院で亡くなりました。72歳でした。

小川前知事は福岡市出身の72歳。
昭和48年に旧通産省に入り、特許庁長官や内閣広報官などを務め、平成23年の福岡県知事選挙で初当選しました。

おととしには3回目の当選を果たし、新型コロナウイルスへの対応や経済・雇用対策などに当たりましたが、ことし1月から体調不良のため福岡市内の九州大学病院に入院し、原発性肺腺がんと診断されました。

その後、ことし3月24日付けで知事を辞職し治療に専念していましたが、2日午前11時すぎ入院先の九州大学病院で亡くなりました。72歳でした。

福岡県によりますと、通夜と葬儀は親族のみで執り行われるということです。