野党 ネット使い情報発信強化
総裁選への注目で埋没懸念

自民党の総裁選挙で本格的な論戦が始まる中、野党各党は、党の存在感を示そうと、情報発信の強化に取り組んでいます。

自民党の総裁選挙が告示され本格的な論戦が始まる中、野党各党には、今月29日の投開票日まで自民党に注目が集まり、埋没しかねないといった懸念が出ています。

このため、野党各党は存在感を示そうと、インターネットを使った情報発信の強化に取り組んでいます。

立憲民主党は、ユーチューブに広報用のチャンネルを設け、週に3回、党の活動などを動画で発信しています。
蓮舫代表代行は「有権者の質問に答える機会も増やしていきたい」と話しています。

共産党は、幹部の演説会などのオンライン中継の回数を増やしています。

日本維新の会は、ホームページで党の訴えを漫画で解説しています。

国民民主党も、専用のネット番組で政策などの発信を続けています。

野党各党は、衆議院選挙も控えていることから新型コロナの感染状況を見極めながら、街頭での活動も可能な範囲で増やしていきたいとしています。