【タイムライン】自民党総裁選2021(9月4日~13日)

※自民党総裁選に関する発言や動きを1日ごと まとめて随時更新します。

リンク 【詳しくわかる】自民党総裁選2021 日程 仕組みをわかりやすく

【9月13(月)】

岸田前政務調査会長「靖国参拝 立場に適切な示し方考えたい」

日本外国特派員協会で記者会見し、総理大臣になった場合に、靖国神社に参拝するか質問されたのに対しー
「国のために尊い命をささげた方々に尊崇の念を示すことは、政治家にとって大切な姿勢だが、尊崇の念の示し方は、それぞれが考えていくことだ。私が総理大臣になった場合には、立場に適切な示し方を考えていきたい」

河野規制改革相 石破元幹事長に協力要請

立候補を検討している石破元幹事長の議員会館の事務所を訪れて、およそ20分間、会談。みずからが総裁に就任した場合には、挙党態勢を構築して衆議院選挙などに臨みたいとして、石破氏や石破派の議員からの協力を要請。
記者団に、ミサイル防衛をめぐり、いわゆる「敵基地攻撃能力」の保有の是非を問われたのに対しー
「ずいぶん前の議論だ。今は多くの場合、ミサイルは、移動式発射台に載って移動するので、『敵基地攻撃』という概念ではなくなってきている。ミサイルを撃ち落とす能力や日米同盟の中で、抑止力をどう高めていくかという議論をしていく時代になっていく」

高市前総務相 「日本も精密誘導ミサイルを持つべき時期」

記者団の取材に応じ、北朝鮮が長距離巡航ミサイルの発射実験に成功したと発表したことについてー
「非常に大きな脅威だ。日本も精密誘導ミサイルを持つべき時期に来ているし、敵基地をいかに早く無力化するかの競争になる。サイバー攻撃は今の法律では認められていないが、明らかな発射の兆候があった時にどうするか、現実的な方法を考えていかなければならない」

石破元幹事長「さらに深く考えて結論を出したい」

河野規制改革担当大臣との会談のあと、記者団に対しー
「河野氏からは支援の要請があった。また『仮に当選したあかつきには、挙党態勢をつくりたい。自民党内で分断が起こるのではなく、国家・国民のために働く党として挙党態勢でいかなければならない』という話があった。どのグループも大事にし、石破派の力も最大限生かしたいという挙党態勢への非常に強い思いを感じた。もう残っている時間は長くないので、きょうの話を踏まえて、さらに深く考えて結論を出したい」
石破派は15日、臨時の総会を開く。

野田幹事長代行 石破氏と会談

午後、議員会館の石破元幹事長の事務所を訪れ、およそ40分間、会談。会談では、党内情勢や総裁選挙への対応に加え、立候補に必要な推薦人の確保状況などについて意見を交わしたものとみられる。

共産 小池書記局長 “自民党総裁選期待できず”

「候補に名前があがっている人たちは『安倍・菅政権』を重要閣僚や党三役として支えてきた人たちだ。コップの中というか、おちょこの中での争いでしかなく、誰になろうと政治を変えることは期待できない。『安倍・菅政治』を引き継がない方がいいという国民の思いに応えるのは政権交代で、野党が結束をして実現する」

【9月12(日)】

岸田前政務調査会長「人権問題担当の総理大臣補佐官を」

先週に続いて、インターネット上に設けた目安箱、「岸田BOX」に寄せられた質問にこたえる。投稿は8000件を超えたということで、対中国外交の質問にはー
「しっかりとものを言い、日米にオーストラリアとインドを加えた『クアッド』など同じ価値観を持つ国と連携していかないといけない。日本は、経済安全保障を通じて大切な技術を守る考え方も大事だ」
「人権は大変重要な価値観だ」と指摘し、総理大臣になった場合には、人権問題担当の総理大臣補佐官を新設する考えを示す。

河野規制改革担当大臣「保育士の処遇の改善を」

女性の党員とオンラインで意見を交わす。保育士の処遇についてー
「皆さんがプライドを持って働くことができ、それに応じた報酬が支払われるからこそ、優秀な能力のある人が子育て支援の分野で仕事をしてみたいと思ってくれる。優秀な人が来てくれて、お父さんとお母さんが安心して子どもを任せられるよう、処遇の改善をしっかりやっていきたい」

高市前総務大臣 靖国参拝「外交問題ということはありえない」

フジテレビの番組「日曜報道 THE PRIME」に出演ー
総理大臣になっても続けるとしている靖国神社への参拝についてー
「私にも1人の日本人として、信教の自由がある。ただ、しかるべき立場になった時には、まず、同盟国のアメリカに加え中国などに『外交問題ということはありえない。お互いの国のために命を落とした人に敬意を表し合おう』という働きかけを一生懸命する」

石破元幹事長 議員宿舎でみずからの対応を検討

議員宿舎でみずからの対応を検討したものとみられる。

野田幹事長代行「自民党国会議員の9割が男性 変えていきたい」

立候補に必要な20人の推薦人の確保が、依然課題の野田幹事長代行は、オンラインで開かれた「国際女性ビジネス会議」で講演。
「実は10年ほど前までは、自民党の中でジェンダーということばを使うことは事実上禁じられていた。一般社会の進み方と私の働いている仕事場は大きく隔たりがあることを感じていた。自民党の国会議員の9割が男性だ。その中で、私たちの社会生活のルールがほぼ決められていく状態になっている。それをぜひ変えていきたい」

立民 枝野代表「アベノミクス」検証へ

党のオンライン番組に出演。
安倍前総理大臣の経済政策「アベノミクス」についてー
「長年続き、菅政権の1年間もほぼこれを継承していて、自民党総裁選挙に立候補を表明している人も当時の政府や自民党の中枢を担っていた。将来の方向性を示すうえでも功罪を検証することが大事だ。本当は自民党が総裁選挙の中で検証すべきだが逃げ腰でなので、わが党でしっかりと検証を行う」

【9月11(土)】

岸田前政調会長「中小零細の店舗のための方策 充実を」

中小企業の経営者らとオンラインで意見を交わす。
「各地の中小零細の店舗で厳しい状況が続き、まだまだ対策が不十分だということは強く認識している。規制緩和や構造改革は大事だが、同時に多くの中小零細の店舗が元気に生きていくための方策を充実させなければならない」

河野規制改革相「核燃料の再処理やめる決断 1日でも早く」

テレビ番組に出演したほか、国会近くの議員宿舎で、みずからを支援する議員と、今後訴える政策などをめぐって意見を交わす。
記者団に「派閥を挙げた支援を求めるか」と問われたのに対しー
「そんなことができる派閥はないと思うし、そんな必要もない。河野太郎の考えを理解してくれる一人ひとりの支援をいただいていきたい」
核燃料サイクル政策についてー
「核燃料の再処理をやめる決断は1日でも早いほうがいい。ただ、これまで協力してくれた自治体に迷惑をかけないよう、国は責任を持たなければならない」

高市前総務相 海上保安庁の武器使用“関連法の改正必要”

テレビ番組などに出演したほか、国会近くの議員宿舎でみずからを支援する議員らと支持拡大に向けた取り組みを協議。
記者団に対しー
「きょうも全国各地で同志の議員が政策リーフレットを配るなどしてくれている。協力に感謝しながら1人でも多くの人に共鳴してもらえるよう頑張りたい」
領海の警備などにあたる海上保安庁の武器使用についてー
「今の法律では、現場で非常に厳しい判断を迫られ、一種のあいまいさもある。具体的に、どういう時に武器使用ができるのか明確化していく」と述べ、関連法の改正が必要だという認識を示す。

石破元幹事長 総裁選への対応 近く最終判断を示唆

水戸市で街頭演説ー
「菅政権がたった1年で終わることをわれわれは国民におわびしなければならない。『説明が下手だ』などと言われるが、それを支えるのが自民党だったはずだ」
記者団に対しー
「ギリギリになっても迷惑だが、納得がいかないまま拙速に決めることも避けたい。あす、そうしたことを考える1日になればいいと思っている」

野田幹事長代行 推薦人確保へ協力呼びかけ

東京都内の自宅で党所属の国会議員に電話をかけ、立候補に必要な20人の推薦人の確保に向けて協力を呼びかけ。引き続き竹下派や二階派などの所属議員にも支援を呼びかけ、推薦人の確保を急ぐ方針。

菅首相 地方組織とオンライン形式で会合

「総理大臣に就任以来、新型コロナ対策を最優先に取り組んできた。足元の感染はようやく減少傾向にあるが、収束には至っていない状況で、緊急事態宣言が続く中、新型コロナ対策に専念すべきだという思いから、総裁選挙には出馬しないことにした。総裁選挙が終わると、すぐ衆議院選挙だ。新型コロナを乗り越え、古きよき伝統を守りながら、変えるべきことは思い切って変え、国を前に進めていくことができるのは自民党だけだ」

立民 枝野代表 “政府・与党はもっと足元のコロナ対応に力を”

「新総裁がどなたになるにせよ総裁選挙のあとの衆議院選挙などの政治日程を見れば、およそ2か月の政治空白ができる。われわれ国会議員の本業は党内抗争をすることではない。やるのなら特に緊急を要する新型コロナ対応をしっかりやってからにしてもらいたい」

【9月10(金)】

河野規制改革相 立候補を正式表明

「皆さんの思いや不安を受け止め、情報を共有してしっかりとしたメッセージを出し、皆さんと一緒に直面する危機を乗り越えていかなければならない。共感していただける政治を通じて、ぬくもりのある社会をつくっていきたい。新しい価値を生み出し、世の中を便利にするのがこれからの改革だ。みんなが、『しっかりと手を伸ばせば、欲しい物をつかむことができる』と思って、一生懸命、手を前に出していくのを引っ張っていくリーダーになりたい。いずれ原子力はゼロになると思うが、カーボンニュートラルを2050年までに達成するには、まず省エネをやり、再生可能エネルギーを最大限に導入していく。それでも足らないところは安全が確認された原発を当面は再稼働していくことが現実的だ。新設や増設は現実的ではない」

岸田前政務調査会長 病院関係者とオンライン意見交換

「患者のたらい回しを防ぎ、適切な医療にアクセスできる体制を作らなくてはならず、『健康危機管理庁』という全体の司令塔を作りたい」

高市前総務相 テレビ番組などに相次いで出演

すでに立候補を表明している高市前総務大臣は、テレビ番組などに相次いで出演したあと、午後、国会内で記者団の取材に応じる。
「最初は無派閥の議員を中心にお願いしてきたが、細田派や竹下派、二階派の議員にも入ってもらい、支持の拡大をやってもらっている。河野大臣は『原発反対』という印象がある。私は、高レベルの放射性廃棄物が出ず、安全で環境に優しい小型の核融合炉が実現すれば、安定的な電力供給体制ができると思っている」

石破元幹事長 ブログ更新 「自己満足避けなくては」

石破元幹事長はみずからのブログを更新。
「党の在り方や政策全般について完成度の高いものを提示できたと自負しているが、結果はまさしく惨敗そのもので、自民党も国も変えることにはつながらなかった。多くの同志の負担や犠牲を伴いながら同じことを繰り返し、何も得られないとすれば、自己満足にしかすぎず、今回それを繰り返すことは避けなくてはならない。岸田氏、高市氏、河野氏の主張をよく聴きながら、私の出馬も含めて、採るべき道を決断するつもりだ」

野田幹事長代行 推薦人の確保を急ぐ

野田幹事長代行は午後、議員会館の事務所で、みずからに近い議員と会談し、党内の情勢を分析したうえで、立候補に必要な20人の推薦人の確保状況について確認。引き続き、自身と同じ無派閥の議員だけでなく、竹下派や二階派など、派閥に所属する議員にも支援を呼びかけ、推薦人の確保を急ぎたい考え。

立民 枝野代表「総裁選よりもコロナ対策が優先ではないか」

「ワクチンを受けたいと希望しながら、予約できずに不安な人がたくさんいるのに、河野氏からは、具体的な説明がなされていない。総裁選挙の前に、ワクチン担当大臣として、こうした状況に答えを出してもらいたい。総裁選挙よりもコロナ対策が優先ではないのか」

自民 若手の会発足 派閥横断の約60人参加 緊急提言も

自民党の当選1回から3回の有志の衆議院議員は「党風一新の会」と名付けた新たな議員グループを立ち上げ、オンラインで開いた初会合には派閥横断のおよそ60人が参加。
総裁選挙に向けた緊急提言をまとめ、候補者に対し、議員グループのメンバーとの意見交換の機会を設けることや、当選回数にこだわらずに人材を登用する仕組みの構築を進めることなどを求める。

共産 田村政策委員長「どこまで責任 果たせない政党なのか」

「9月まるまるかけて自民党内の今後を議論するだけということも本来あってはならないことなのに、現に大臣としてコロナ対応を担っている人がどうして入っていけるのか。どこまで責任が果たせない政党なのか。河野氏も含め、自民党全体に『今優先すべきは新型コロナ対応だ』と言いたい」

【9月9日(木)】

菅首相「『コロナ対策専念すべきだ』と思い総裁選出馬しないと判断」

「今月12日の宣言の解除が難しい中で、覚悟するにつれて『やはり新型コロナ対策に専念すべきだ』と思い、自民党総裁選挙には出馬しないと判断した。今、総理大臣として私がやるべきことは、この危機を乗り越え、安心とにぎわいのある日常を取り戻す道筋をつけることだ」

河野規制改革相 10日に立候補表明へ

立候補に意欲を示し、みずからが所属する麻生派会長の麻生副総理兼財務大臣と連日、会談するして理解を求めるとともに、9日は安倍前総理大臣とも会談。
麻生派内で一定の理解が得られる見通しが立ったとして立候補する意向を固め10日記者会見し表明することに。

麻生副総理兼財務相「やる以上は勝つつもりで」

「河野氏には『やるならしっかりやれ』『勝てない選挙ならやめたほうがいい』とか、いろんな話はしょっちゅうしている。選挙は、やる以上は勝つつもりでやらないといけない。私は4回、総裁選挙に立候補したが、2回目からは勝つつもりでやった。負けると、あとあと面倒くさいから『やることをやらなければダメだ』と激励はした」

岸田前政調会長 麻生副総理らと会談

財務省を訪れ麻生派会長の麻生副総理兼財務大臣とおよそ20分間、会談。岸田氏は立候補を表明したあとの先月30日にも麻生氏と会談していて、麻生派に所属する河野規制改革担当大臣が立候補の意向を固めたことも踏まえ、党内の情勢などについて意見を交わしたものとみられる。
これに先立って岸田氏は9日午後、石原派幹部の森山国会対策委員長らとも会談。

高市前総務相 支持拡大に向けた活動開始

高市前総務大臣は午前中インターネット番組に出演するなど支持の拡大に向けた活動を開始。
記者団に対しー
「昨夜有志の議員と集まり選挙対策本部や作業について役割分担を行った。きのうがキックオフなので本格的にあいさつ回りや電話かけをして政策をコツコツ伝えていきたい」

石破元幹事長 「白紙」の対応 変わらない認識示す

議員会館の事務所で石破派の議員らと連絡をとりながら党内の情勢について意見を交わす。午後にはTBSの番組「ひるおび!」に出演し「白紙だ」としている総裁選挙への対応に変わりはないという認識を示す。

野田幹事長代行 党内の情勢把握行う

党本部や議員会館の事務所でみずからに近い議員らと連絡をとりあい党内の情勢把握を行う。竹下派や二階派など派閥に所属する議員にも支援呼びかけ。引き続き立候補に必要な20人の推薦人の確保に取り組む考え。

細田派 下村政調会長は立候補せず

最大派閥の細田派は9日午後、党本部で1時間総会を開き、およそ80人が出席。出席者によるとこの中でおよそ20人が発言し、このうち4人が保守的な考え方が一致するとして高市前総務大臣を支持したいという考えを明らかにした。
会合のあと下村政務調査会長は記者団に対し「職務を最後まで全うする」と述べ立候補しない考えを示す。
高鳥修一衆議院議員 記者団に対しー
「総会では高市前総務大臣を応援してもらいたいとお願いした。派内から候補者が出るのであれば一致団結すべきだが、今名前が挙がっている人を結束して応援するハードルは高いのではないか」

岸田派 党員への働きかけ強化確認

岸田派は派閥事務所で会合を開き所属議員20人余りが出席。会合では岸田氏の政策をまとめたリーフレットを所属議員の後援者に発送するなど全国の党員への働きかけを強化することやほかの派閥の議員、地方議員にも支援の呼びかけを進めていくことを確認。

竹下派 茂木外相は立候補せず

竹下派は派閥事務所に会長代行を務める茂木外務大臣のほか関口参議院会長や額賀元財務大臣ら幹部が集まりおよそ30分間意見交換。引き続き選挙の構図や候補者が訴える政策などを見極めながら対応を決めることに。

茂木大臣 記者団に対しー
「会長の竹下元総務会長から派内の取りまとめを指示されている。今回は取りまとめ役に徹して意見を集約していきたいので派閥として独自候補を出すのは難しい」と述べたうえで、みずからも立候補しない考えを明らかに。

二階派 対応は決めず引き続き協議へ

二階派は派閥事務所で会合を開きおよそ30人が出席。会合では「派閥としてできるだけまとまった対応をとるのが望ましい」という意見が出たものの対応は決めず引き続き協議へ。

石原派 候補者の政策見ながら方針決定

石原派派閥事務所で会合を開き対応を協議したが結論は出ず、候補者の政策などを見ながら派閥としての方針を決めていくことを確認。

派閥会長の石原 元幹事長 記者団に対しー
「候補者の政策がそろったらみんなで分析しようと確認した。候補者どうしの生のやり取りをしっかり見ることが肝要になるのではないか」

立民 福山幹事長「自民はコロナ対策よりも総裁選」

「菅総理大臣は『新型コロナ対策に専念する』と言ったのに、きょうの国会報告も出てこない。国民生活は厳しい状況なのに、なぜ臨時国会を開いて補正予算を組もうとしないのか。自民党と政府がコロナ対策よりも総裁選挙にかまけているのは甚だ遺憾だ」

国民 玉木代表 “退任決まった総理の訪米 成果期待できず”

菅総理大臣が9月下旬にも訪米する方向で調整を進めていることについてー
「日米両国の関係を常に緊密に保つことは必要だが、退任が決まり『レームダック化』した総理大臣が、新しいことや重要なことを決める権限はないと考えるのが普通で、成果は期待できず、疑問が残る」

【9月8日(水)】

高市前総務相 立候補正式表明「サナエノミクス」で経済立て直し

「日本を守る責任と未来を開く覚悟を持って、自民党総裁選挙への立候補を表明する。国の究極の使命は、国民の生命と財産を守り抜くこと、領土・領海・領空、資源を守り抜くこと、そして、国家の主権と名誉を守り抜くことだ。私のすべてをかけて働くことを誓う。『日本経済強じん化計画』、いわゆる『サナエノミクス』で経済を立て直し、成長軌道に乗せていく」
今回の総裁選挙への立候補表明は岸田前政務調査会長に続いて2人目。

河野規制改革相 安倍前首相に立候補意欲伝える

議員会館の安倍前総理大臣の事務所を訪ね、安倍氏とおよそ20分間会談し、総裁選挙への立候補の意欲を伝える。
記者団が「かつて『脱原発』と発言したこともあったが、考え方が変わったのか」と質問したのに対しー
「変わったということはないと思う。いずれ原子力もなくなっていくだろうと思うが 『あした、来年、やめろ』と言うつもりではない」

岸田前政調会長 経済政策を発表

「成長なくして分配はないが、分配なくして次の成長もない。富む者と富まざる者の格差が生まれ、コロナ禍でさらに広がってしまった。最大のポイントは、一部の人間だけでなく、広く多くの人の所得を引き上げることだ」
成長戦略として、科学技術分野の競争力を高めるため10兆円規模の基金を創設することや、経済安全保障の担当大臣を置いて、半導体など先端技術への投資を強化する。
かつて池田内閣が掲げた「所得倍増計画」を参考に、所得の増加によって分厚い中間層の復活を目指す。

石破元幹事長 二階幹事長と会談するも「まだ白紙」

「二階氏に会ってあいさつをした。誰が何を言ったかは言わない」
記者団が「『白紙だ』としてきた総裁選挙への対応に変わりはないか」と質問したのに対しー
「まったく変わりはない。必要な推薦人の数や、立候補した場合の自分の所見は、きちんと整っている」
石破氏の立候補をめぐっては、7日開かれた石破派の会合では結論が出ず、石破氏は所属議員から個別に意見を聞きながら、対応を判断することに。

野田幹事長代行 青木幹雄氏に意欲伝える

立候補に必要な20人の推薦人の確保が課題となっていて、自民党竹下派に影響力を持つ青木幹雄 元官房長官の事務所を訪れ、総裁選挙への立候補の意欲を伝えるとともに、協力を求める。
「こども庁」の創設を目指す有志の議員による勉強会でー
「コロナによって女性が傷つき、子どもも苦しんでいる。コロナのあとは、女性こそが輝き、子どもたちが強くなれるようにすることが私たちに課せられた仕事だ。ともに歩んでいきたい」

細田派 派閥として一本化は困難の意見相次ぐ

自民党内最大派閥の細田派は、会長を務める細田元幹事長や下村政務調査会長ら幹部が国会内に集まり、対応を協議。派閥として一本化するのは難しいのではないかという意見相次ぐ。

安倍前首相 高市前総務相への支援協力求める

自民党最大派閥の細田派出身の安倍前総理大臣は、細田派の萩生田・文部科学大臣、世耕・参議院幹事長とそれぞれ会談。今回の総裁選挙で高市前総務大臣を支援したいとして協力を求める。

麻生派 河野氏への支援めぐり意見聴取

立候補に意欲を見せる河野規制改革担当大臣が所属する麻生派は、会長の麻生副総理兼財務大臣ら幹部が、所属議員から意見を聴く会合を開き、中堅・若手議員を中心に、派閥として河野氏を支援すべきだという意見が出る一方、ほかの候補を支援すべきだという意見も。

谷垣グループ 情勢見極める

谷垣グループは、総裁選挙の対応を協議。選挙の構図がまだ固まっておらず、党内の情勢を見極める必要があるとして、来週、再び会合を開いて意見を交わすことに。

遠藤元五輪相 岸田氏支援の考え

一方、会合では、代表世話人の1人である遠藤 元オリンピック・パラリンピック担当大臣が、去年の総裁選挙で、岸田前政務調査会長の陣営の選挙対策本部長を務めたことを踏まえ、今回も岸田氏を支援する考えを明らかに。

立民 枝野代表 「浮ついた内部の権力闘争」

「『コップの中の嵐』とは言え国民の注目を集めていて、自民党の生存本能だけは、われわれも見習わなければならず、なかなかしたたかだ。まさに相手が浮ついた内部の権力闘争に明け暮れている今このときにこそ、感染拡大防止に全力をあげながら、しっかりと地に足をつけた活動をしていくことが大きな効果を持つ」

野党4党 衆院選で訴える共通政策 市民グループと締結

立憲民主党など野党4党は、衆議院選挙で訴える共通政策を市民グループと締結。
新型コロナウイルス対策の強化のほか、消費税の減税や原発のない脱炭素社会を追求することなどを盛り込む。

共産 志位委員長「『政権協力』協議を」

「野党共闘の基本はできた。次のステップとして今度は政党間の協議で、政権交代後に共産党がどう関わるかという『政権協力』の在り方や選挙協力の合意をつくっていきたい。衆議院選挙は政権選択の場になるので『政権協力』の合意は不可欠だ。協議を加速して合意点を見いだしたい」

社民 福島党首「希望のパッケージを示すことができる」

「本当に高いレベルのものができた。この政策合意により希望のパッケージを有権者に示すことができることは大きい。『今の政権に代わって野党がどういう社会を作ってくれるの』という問いに対する回答といえ、ひとりでも多くの人に賛同し応援してもらいたい」

れ新 山本代表「選挙区調整に入っていける」

れいわ新選組の山本代表は記者団に対し「野党のかたまりを作るため政党間で話し合いをスタートさせるきっかけとなった。これにより野党第1党のリーダーシップと交通整理で、与野党の候補が1対1で対決する構図を作るための選挙区調整に入っていけると思う」と述べました。

国民 榛葉幹事長「このペーパーに署名することない」

国民民主党の榛葉幹事長は記者会見で「わが党は、きょうの締結には参加しなかったし、後日このペーパーに署名することもない。選挙の敵は自民・公明両党だが、非現実的な野党統一的な訴えやスローガンではなく現実的な政策を訴えていきたい」と述べました。

維新 馬場幹事長「国民の大半はコロナの早い収束」

「地元で有権者の声を聞いている感触では、国民の大半は、次の自民党総裁に誰が選ばれるかよりも、新型コロナを早く収束させ、経済をまわしてほしいという思いだ。おそらく来るであろう第6波に備え、コロナ専用病院の設置や臨時の大型医療施設の整備など先手を打つ感染症対策を急ぐべきだ」

【9月7日(火)】

石破元幹事長 派閥対応を協議 二階幹事長らとも会談

派閥の所属議員と対応を協議するとともに、二階幹事長らとも会談するなどして立候補の是非を検討。
石破派は7日午前、国会内でおよそ1時間会合を開き、石破氏を含む15人が出席。会合では石破氏が立候補するかどうかは本人の判断に委ねるべきだとする意見が相次ぐ一方、立候補に意欲を示している河野規制改革担当大臣との連携を模索するよう求める意見も。

河野規制改革相「共感いただける政治を実現」

立候補に意欲を示している河野規制改革担当大臣は閣議のあとの記者会見で、正式に立候補を表明する時期を問われたのに対し「未定だ」と述べるにとどめた。
午後3時すぎに財務省を訪れ、6日に続いて所属する麻生派会長の麻生副総理兼財務大臣と20分余り会談。引き続き立候補に理解を求めたものとみられる。河野氏の立候補をめぐっては麻生氏が派閥をあげての支援に消極的な考えを示していてる。

岸田前政調会長 党員票獲得へ支持団体に支援呼びかけ

国会議員へのあいさつ回りが一巡し、7日からは党の支持団体に支援を呼びかけるなど党員票の獲得に向けた活動を本格化。
午前9時すぎに派閥の事務総長を務める根本・元厚生労働大臣らとともに東京 渋谷区にある日本看護連盟を訪問。
岸田氏 記者団に対しー
「新型コロナ対応の最前線で苦労している皆さんから現場の生々しい話を聞き、要望もいただいたので政策に反映させたい。一つ一つの声を受け止め、努力を続けることで党員の皆さんに思いを届けたい」

高市前総務相 8日午後 正式に立候補表明へ

立候補の意向を固めた高市前総務大臣は7日午後、地元・奈良県の農業団体の関係者とともに財務省を訪れ、耐用年数に達している農業の水利施設の更新などについて主計局長に要望。
8日午後、国会内で記者会見し正式に立候補を表明することに。
記者団に対しー
「私の知名度はまだ低いと思っている。選挙戦に入れば討論のチャンスもあるので政策に賛同してもらえたらありがたい」

野田幹事長代行 菅首相に立候補の意欲伝える

午前、総理大臣官邸を訪れて菅総理大臣と会談。
この中で野田氏は「自民党の多様性を担い、菅総理大臣が取り組んできたことを継続させていきたい」と述べ、総裁選挙への立候補の意欲を伝え、菅総理大臣は「わかった」と応じたということ。
立候補に必要な20人の推薦人の確保に向け、引き続き党の所属議員に支援を呼びかける方針。

各派閥で対応の検討続く

▽細田派(96人)
最大派閥の細田派は午前、会長を務める細田元幹事長と会長代理の塩谷元文部科学大臣が国会内で会談し、総裁選挙への対応を協議。
細田派出身の安倍前総理大臣が高市前総務大臣を支援する考えを示していることを受け、派内に高市氏を支援したいという議員がいる一方、ほかの候補を支援したいという議員もいることから、8日の派閥の幹部会合や9日の総会などを通じ、丁寧に意見を聞いていくことを確認。

▽麻生派(53人)
麻生副総理兼財務大臣は閣議のあとの記者会見で、マクロ経済政策や財政健全化の観点からどういった主張の候補者が次の総裁にふさわしいかと聞かれたのに対し「経済再生と財政の健全化を両立させないといけない。歳出・歳入両方の面を考えて取り組んでいく人がいちばんいいと思う。為替などに対する信頼を失えば円安やインフレになりかねず、国民生活に影響を与える」と述べ、経済再生と財政健全化の両立に取り組む人物が選ばれるべきだという認識示す。

▽竹下派(52人)
竹下派に所属する加藤官房長官は昼ごろ、派閥の会長代行を務める茂木外務大臣と議員会館でおよそ1時間会談し、党内情勢をめぐって意見交換。派閥の所属議員の意向を確認するとともに、党内の動きを見極めながら対応を検討することにに。

▽二階派(47人)
二階派に所属する武田総務大臣は閣議のあとの記者会見で、誰を支持するか問われたのに対し「まだ全くの白紙だ」と述べる。

▽岸田派(46人)
岸田派は臨時の総会を開き、オンラインでの参加も含め、およそ25人の所属議員が出席。
これに先立ち、派閥の幹部による会合が開かれ、党員への働きかけを強めることや、ほかの派閥の議員に岸田氏の政策に対する理解を求めていくことを確認。

自民 立民 国会対策委員長会談

自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長が会談。新型コロナウイルス対応をめぐって立憲民主党は、自民党総裁選挙によって政治空白が生じるのは許されず、対策の議論を急ぐ必要があるとして、直ちに臨時国会を開くよう与党側に求める。

森山国対委員長「閉会中審査などコロナ対応に努力」

「閉会中審査を開くなど、立法府としてコロナ対応にできるだけの努力をしていることは国民にも理解をいただきたい。今後どういう対応をするかは、何か良い方法はないか、引き続き検討していきたい」

立民 安住国対委員長「自民は放り投げて総裁選」

「感染者の数が下がってきたので、少し安ど感を持っている人はいるかもしれないが、医療は危機的な状況が続くなど、対応が求められている。自民党は、それを全部放り投げて総裁選挙をやっている。ことの深刻さを見誤って暴走したら大変な時だと思うので、国会は開いた方がいい」

小泉環境相「申し上げるタイミングではない」

「現時点で菅総理大臣が退任について正式に記者会見をしていないので申し上げるタイミングではない。菅政権の最大の成果はさまざまな抵抗があったにもかかわらず、日本のエネルギー政策を大転換させたことだ。この方針が決して揺り戻されることがないようにしなければならない」

公明 山口代表「国民に開かれた論戦を」

「国民に開かれた論戦が交わされることを望みたい。一方で、政府として取り組まなければならない課題も極めて重いものがあり、いささかもおろそかにしてはならないし、停滞は許されない。総裁選挙は総裁選挙として、責任感をもって与党としての役割を果たしていきたい」

立民 枝野代表「自民党は総裁選で表紙を付け替え」と批判

「菅総理大臣が退陣しても厳しい状況にある国民の暮らしや命を軽視し、既得権益を守ろうとする今の政治構造は変わらない。自民党は総裁選挙で表紙を付け替えることで、それを隠してごまかそうと全力をあげているが、惑わされることなく今の日本の政治に必要なものは何なのかを国民にしっかりと訴えていきたい」

【9月6日(月)】

岸田前政調会長 事務所回りやテレビ出演

午前中、議員会館の参議院議員の事務所を回り、党所属議員の事務所へのあいさつ回りは一巡。
午後にはテレビ朝日の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」に出演し、新型コロナ対策についてー
「政府が『頑張れ、頑張れ』と言い続けるのではなく国民に寄り添って対話することが、いま示すべき政治の姿勢だ」

高市前総務相 立候補表明に向け準備

高市前総務大臣は立候補に必要な20人の推薦人の確保にめどが立ったとして立候補する意向を固めている。
3日連続で東京都内の議員宿舎で過ごしていて、みずからの政策資料の作成や支援する議員と電話で連絡を取り合うなど、立候補表明に向けた準備を進める。

河野規制改革相 派閥会長の麻生副総理・財務相と会談

午後1時ごろ財務省を訪れ、所属する麻生派会長の麻生副総理兼財務大臣と30分余り会談。麻生氏はこれまで派閥をあげての支援には消極的な考えを示しており、会談では引き続き立候補をめぐって意見が交わされたものとみられる。
このあと麻生派の幹部を務める自民党の甘利税制調査会長のもとを訪れ、意見交換。

野田幹事長代行 推薦人の確保急ぐ

議員会館の事務所で自らを支援する議員や、二階派の議員と相次いで会談し、党内の情勢について意見を交わす。立候補に必要な20人の推薦人の確保を急ぐ方針。
午後、国会内で開かれた全日本ろうあ連盟が主催する集会に出席し「手話言語法」の制定に理解を示す。

石破元幹事長「白紙は変わらない」も… “推薦人にめど”

午前、NHKのインタビューに応じ、総裁選挙への対応についてー
「白紙であることには変わらない。推薦人になってくれる人のめどはついており政策も常に準備はしてきた。国民に対して説明責任を誠実に果たす政治の実現につながり、それが可能になるならば自分が出ることも大きな選択肢だ」

麻生派 甘利税制調査会長 岸田氏支持の考え示す

麻生派の甘利税制調査会長は、BS日テレの「深層NEWS」に出演し「個人的に岸田前政務調査会長にシンパシーを感じており、事情が許せば応援したいというのが正直なところだ」と述べ、岸田氏を支持する考えを示す。

細田派参院議員“政策検証しながら議論”

自民党内の最大派閥、細田派の参議院議員30人余りは6日午前、オンラインで会合。
総裁選挙の候補者が示す政策の検証を行いながら丁寧に議論していくことを確認。

竹下派 茂木外相「グループでまとまっていこう」

竹下派は夕方、国会近くの派閥の事務所に、派閥の会長代行を務める茂木外務大臣のほか関口参議院会長や額賀元財務大臣ら派閥の幹部が集まりおよそ1時間意見交換。
茂木大臣は記者団に対しー
「丁寧に意見を聞いて、グループとしてまとまっていこうと確認した」

二階派“状況見ながら対応検討”

二階派は午後、二階幹事長や河村元官房長官、中曽根元外務大臣ら派閥の幹部が党本部に集まる。
誰が立候補するかなど今後の状況を見ながら引き続き対応を検討していくことを確認。

谷垣グループ“党内状況を見極める”

谷垣グループは午後、中谷 元防衛大臣や遠藤元オリンピック・パラリンピック担当大臣と中堅・若手議員が会合を開き、今月17日の告示までまだ時間があることから、引き続き党内の状況を見極めていくことを確認。

菅首相に近い無派閥グループ“自主投票に決定”

菅総理大臣に近い無派閥の衆議院議員のグループは午後、国会内で会合を開き、坂井官房副長官ら10人余りが出席。
坂井副長官は「菅総理大臣は誰を推すということは言わない。自由に自分の信念や信条に基づいて投票して欲しいと言っている」と報告したという。
グループとしては今回の選挙は自主投票にすることを決めた。

野党 国会対策委員長ら 臨時国会開催求める方針確認

立憲民主党、共産党、国民民主党の国会対策委員長らが国会内で会談。
これから新内閣発足までのおよそ1か月間、政治空白が生じるのは許されず、新型コロナ対策を議論するため、直ちに臨時国会を開くよう、政府・与党に重ねて求める方針を確認。

立民 安住国対委員長「現実を直視しようと呼びかけたい」

「感染者数は減っているように見えるが油断はできない状況だ。自民党は総裁選挙にうつつを抜かしているのではなく、せめて午前9時から午後5時までは国会をやろうと呼びかけたい。新しいリーダーになったら果たして何事もなかったかのようにすばらしくなるとは思えず、現実を直視しようと呼びかけたい」

共産 小池書記局長「新しい政治をつくることはできない」

「総裁選挙に名前があがっている人はみな、『安倍・菅政治』を支えた人であり、新しい政治をつくることはできない。表紙をかえれば選挙に勝てると自民党が思っているのなら大間違いだし、そもそも表紙をかえるどころか訂正シールを貼る程度の話で、そのシールをはがせば、すぐ安倍氏や菅氏の顔が出てくる」

【9月5日(日)】

高市前総務相 立候補の意向固める

高市前総務大臣は、推薦人20人の確保にめどが立ったとして、立候補する意向を固めた。
政治信条が近い、安倍前総理大臣は、高市氏を支援する考え。

岸田前政務調査会長 「岸田BOX」にこたえる

岸田前政務調査会長は、今回の立候補表明にあたってインターネット上に設けた目安箱「岸田BOX」に寄せられた質問にこたえる動画を配信。これまでに、質問や意見がおよそ4500件寄せられている。
「真剣に意見をぶつけてもらい大変ありがたい。政治に対し、国民が何かを伝えたいと思っていることは間違いないので、さまざまな手段を通じて国民の声を聞く努力をしたい」

石破元幹事長 派閥メンバーと会い情報収集

石破元幹事長は、みずからの派閥のメンバーと会うなどして、情報収集にあたる。6日以降、推薦人20人を確保できるかどうかなど見極めていくことに。

河野規制改革相 若手議員らと意見交換

議員会館で、みずからに近い若手議員らと面会し、推薦人の確保や、党内の支持拡大に向けて意見を交わす。

野田幹事長代行 推薦人確保に向け支援を呼びかけ

野田幹事長代行は、自分と同じ無派閥議員や女性議員だけでなく、派閥に所属する議員にも電話をかけ、みずからの考えを説明して理解を求める。推薦人の確保に向け支援を呼びかけ。

【9月4日(土)】

岸田前政務調査会長 “多数の候補者で議論が活発化”

「候補者が多数出ることで議論がより活発になる。自民党が、国民の声を聞き、政治の選択肢の幅を持つ国民政党であることを示す貴重な場にしたい」

河野規制改革相 若者向けイベントで接種呼びかけ

「ファイザーやモデルナのワクチンは、有効率が95%と言われ、非常に効果が高い。感染や発症、重症化などを防ぐという意味でもワクチンは大事だ。1日に120万回ぐらいワクチンを打っていて、11月の初めごろには、全員が2回を打ち終われるよう、十分な供給ができる。皆さんも接種を受けられるときに受けていただき、みんなで力を合わせて楽しい日を取り戻していきたい」

高市前総務相 届け出に必要な文書作成

高市前総務大臣は、4日、都内の議員宿舎で、立候補を届け出る際に必要な文書の作成などを行う。

野田幹事長代行 推薦人確保へ協力呼びかけ

4日、都内の自宅で、党所属の国会議員に電話をかけ、立候補に必要な20人の推薦人の確保に向け、協力を呼びかけ。党内の派閥に所属しておらず、推薦人の確保が課題。

石破元幹事長 党内情勢の把握進める

4日は都内の議員宿舎で、関係者と連絡を取り合うなどして 党内情勢の把握を進める。

立民 枝野代表「新内閣は国会質疑を経て総選挙すべき」

「総裁選挙に投票できるのは自民党員だけで、国民みんなが参加できるのは総選挙だ。どなたが相手であれ、正々堂々と決勝戦を戦うだけだ。新内閣が所信表明演説や代表質問、それに予算委員会をやらずに逃げることは考えられない」

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