茨城県知事選 9月5日投票
現職と新人の2人が立候補

任期満了に伴う茨城県知事選挙が告示され現職と新人のあわせて2人が立候補しました。

茨城県知事選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、▼2期目を目指す現職で自民党と公明党、国民民主党が推薦する大井川和彦氏(57)、▼新人で、共産党が推薦する茨城大学名誉教授の田中重博氏(74)のあわせて2人です。

大井川和彦候補は「コロナ禍でも県の行政を前に進めていく必要がある。これからの人口減少や気候変動、そういうことを考えたときに地方が置かれる環境は非常に大きく変化する。2期目に向けて、常に挑戦する茨城県にしたい」と訴えました。

田中重博候補は「茨城県もあすから緊急事態宣言の対象になる。PCR検査を無料にして、すべての望む県民がいつでもどこでも何回でも受けられるようにする。県民に優しい県政に転換させましょう」と訴えました。

選挙戦では、感染拡大が続く新型コロナウイルスへの対策や地域経済の活性化策、それに東海村にある東海第二原子力発電所の再稼働への対応などをめぐって論戦が行われる見通しです。
投票は9月5日に行われ、即日開票されます。