自民党 総裁選投開票日
9月最終週とする案浮上

来月末に菅総理大臣の任期が満了することに伴う自民党総裁選挙について、党幹部の間では新型コロナウイルスの感染状況などを見極めるため遅い日程が望ましいとして、投開票日を来月の最終週とする案が出ていて調整が行われる見通しです。

菅総理大臣の自民党総裁としての任期は来月末までとなっていて、自民党は3日、総裁選挙管理委員会の初会合を開き告示や投開票などの具体的な日程を今月26日の次の会合で決めることになりました。

党の規程では投開票は来月20日から29日までに行うことになっていて、党幹部の間では衆議院議員の任期満了が10月に迫るなか、菅総理大臣が衆議院の解散を判断するには新型コロナウイルスの感染状況を見極める必要があり、できるだけ遅い日程が望ましいとして29日など来月の最終週を投開票日とする案が出ています。

一方、党内にはあらかじめ総裁任期を短期間延長して衆議院選挙のあとに総裁選挙を行うべきだという意見もあり調整が行われる見通しです。