鴨下一郎元環境相
政界引退の意向固める

自民党の鴨下一郎 元環境大臣は、後進に道を譲りたいとして、次の衆議院選挙に立候補せず、政界を引退する意向を固めました。

鴨下一郎 元環境大臣は、秋までに行われる次の衆議院選挙への対応を検討してきましたが、みずからの年齢なども踏まえ、後進に道を譲りたいとして、次の選挙には立候補せず、政界を引退する意向を固め、関係者に伝えました。

鴨下氏は衆議院東京13区選出の当選9回で、72歳。心療内科の医師で、平成5年の衆議院選挙で初当選し、環境大臣や党の国会対策委員長などを歴任しました。現在は自民党東京都連の会長を務めています。

また鴨下氏は、石破派に結成時から所属し、去年、石破元幹事長が派閥の会長を退任した際、後任の会長を打診されたものの、固辞し、代表世話人として派閥の運営にあたってきました。