自民 石崎徹衆院議員を
暴行の罪で略式起訴

秘書をしていた男性に暴行を加え、けがをさせたとして傷害と暴行の疑いで書類送検された自民党の石崎徹衆議院議員について、検察は暴行の罪で略式起訴しました。

略式起訴されたのは、衆議院比例代表北陸信越ブロック選出で、自民党の石崎徹議員(36)です。

起訴状などによりますと、去年4月、新潟市内を走行中の車の中で当時、秘書だった男性の後頭部を殴ったほか、去年5月には駐車中の車内で同じ男性の顔を殴ったとして暴行の罪に問われています。

石崎議員は、この男性に暴行を加えけがをさせたなどとして、去年9月に傷害と暴行の疑いで書類送検されましたが、新潟地検は傷害の罪については証拠が不十分だとして不起訴にしました。

書類送検のあと議員はNHKなどの取材に対し、男性に暴言を吐いたことを認めた一方、暴力の有無については明らかにしていませんでした。

石崎議員「厳粛に受け止める」

石崎議員は、自身のフェイスブック上で「先ほど元秘書との係争中の案件について、新潟地検から略式起訴処分となる旨、弁護人を通じて連絡がありました。示談金の支払いを済ませ和解の方向で調整していたところ、検察の判断が下され、驚きかつ困惑しておりますが、厳粛に受け止めさせて頂きます。本件につきまして内容を整理した上で、あらためてご説明させて頂きます。皆様にご迷惑・ご心配をおかけしましたことにあらためてお詫びを申し上げます」とコメントしています。