河井案里議員 4回目の
保釈請求も認めず 東京地裁

公職選挙法違反の罪に問われ、無罪を主張している河井案里参議院議員の保釈請求について、東京地方裁判所は12日、保釈を認めない決定をしました。案里議員の保釈請求が退けられるのは、これで4回目です。

参議院議員の河井案里被告(47)は、みずからが初当選した去年の選挙をめぐり、地元議員5人に現金を配ったとして、夫で元法務大臣の河井克行被告(57)とともに公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張しています。

案里議員の弁護士は今月7日に保釈請求を行っていましたが、東京地方裁判所は12日、保釈を認めない決定をしました。

案里議員の保釈請求が退けられるのは、これで4回目です。

2人の裁判は、初公判から一緒に審理が進められていましたが、河井元大臣が先月、弁護士全員を解任したため、現在は分離されています。