玄海原発でケーブルから
出火 運転には影響なし

佐賀県玄海町にある九州電力の玄海原子力発電所で、屋外にある仮設電源盤のケーブルから火が出て、作業員が消し止める火事がありました。九州電力によりますと、運転中の原子炉への影響はなく、大気中の放射線量を測定するモニタリングポストの数値にも特段の変化はみられないということです。

九州電力によりますと、24日午後1時40分ごろ、玄海原子力発電所で、定期検査中の3号機の近くに置かれていた仮設電源盤のケーブルから火が出ましたが、そばにいた作業員がすぐに消火器で消し止めました。

その後、通報を受けた消防が午後2時35分に現場で鎮火を確認したということです。

玄海原子力発電所では4号機が通常運転を行っていますが、運転に影響はなく、大気中の放射線量を測定するモニタリングポストの数値にも特段の変化はみられないということです。

火が出たケーブルは3号機の定期検査関連の設備で、仮設電源盤に接続されていました。

九州電力は、火が出た原因を調べています。