京都 療養ホテル
新たに1棟を追加

新型コロナウイルスに感染したものの軽症か無症状の人に療養してもらうため、都は23日から新たなホテル1棟で受け入れを始めます。

新たに受け入れを始めるのは江東区内にあるホテル1棟で、最大で220人程度が療養のために滞在することができます。

客室にはスマートフォンが用意され、看護師とテレビ電話で話したり、症状を入力してもらったりして、健康チェックに使うということです。

都は、ことし4月以降、複数のホテルを借り上げ、一時は、5つのホテルで最大1100人余りを受け入れる体制を整えていましたが、このうち4つのホテルで、すでに契約の満了を迎えたか、今月末で満了になります。

現在、受け入れているのは、八王子市のホテルと豊島区のホテルで、21日時点で合わせて155人が療養しているということです。

都は感染の拡大を受けて療養施設の確保を急いでいて、今月29日に2棟、31日に1棟の合わせて3棟の施設を確保する方向で調整を進めています。

都によりますと、すべて確保できると、今月中に6つのホテルや施設が稼働することになり、合わせて2000室で受け入れることができるようになるということです。