京都 ホテル確保で
事業者募集へ 第2波に備え

東京都は、新型コロナウイルスの感染の第2波に備えて軽症や無症状の人が療養するためのホテルを新たに確保するため、事業者を募集することになりました。

東京都は、新型コロナウイルスに感染した人の中で、軽症や症状のない人が療養するために現在、都内で5つのホテルを借り上げていますが、このうち3つについては今月末で契約が満了となる予定です。

都は、新型コロナウイルスの感染の第2波に備えて療養のためのホテルを新たに確保するために協力してくれる事業者を募集することになりました。

募集するホテルは、1棟貸しができ、23区では150室以上、多摩地域では100室以上、部屋があることが条件で、Wi-Fiなどインターネットの無線環境があることなども必要で、12日から今月23日まで募集するということです。

このほか、都は、飲食店などの事業者が感染防止対策をとっていることを店頭で知らせるための「感染防止徹底宣言ステッカー」を作成したほか、クラスターが発生した店でスマートフォンなどを使った店の訪問履歴が分かるシステムを活用して、同じ時期に店を利用した人に感染情報を通知するサービスを導入できる企業を募集するということです。

小池知事は「自粛から、自分やお店を守る『自衛』の局面に移行していくことを念頭に、新しい日常の定着をお願いして第2波に備えるための新たな対応をしっかりと進めていきたい」と述べました。