幹線 定期列車の一部も
運休へ 利用減少

新型コロナウイルスの影響で利用者が減少していることなどから、東海道新幹線と山陽新幹線、それに九州新幹線は今月11日から当面の間、定期列車の一部も運休することになりました。このうち東海道新幹線の「のぞみ」の運行本数は半数以下のダイヤとなります。

新型コロナウイルスの影響でJR各社によりますと、東海道・山陽・九州の3つの新幹線は、すでに運休している臨時列車に加え、今月11日から定期列車の一部についても運休することになりました。

このうち東海道新幹線では、平日1日の運行本数を昨年度の平均運行本数の66%ほどにあたる251本にまで減らすということです。

特に「のぞみ」については昨年度の43%にまで減るということです。

一方、山陽新幹線は平日1日188本、九州新幹線は1日83本で、いずれもおよそ70%ほどに減少するということです。

JR各社は、運転計画は利用状況によってさらに変更する可能性があるとして、ホームページなどで最新の状況を確認してほしいと呼びかけています。