日の人出 東京・大阪
名古屋で80%以上減

4日の全国の人出は、すべての都道府県で感染拡大前と比べて減少となり、「特定警戒都道府県」の東京や大阪などでは、大型連休後半も80%を超える減少となっています。

NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに、プライバシーを保護した形で、全国47都道府県の人出のデータをまとめています。

4日午後3時時点の人出は、すべての都道府県で、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の休日の平均と比べて、減少となりました。

このうち、「特定警戒都道府県」に指定された13の対象地域では、
大阪・梅田周辺が88.4%、
東京・新宿駅周辺が82.7%、
名古屋駅周辺が81%、
それぞれ減り、
大型連休後半も80%を超える減少となっています。

また、
京都駅周辺は79.1%、
横浜駅周辺は79%、
福岡・天神周辺は78.4%、
金沢駅周辺は75.9%、
大宮駅周辺は75.6%、
札幌駅周辺は74.8%、
千葉駅周辺は72.3%、
兵庫県の三ノ宮駅周辺は71.8%、
水戸駅周辺が62.1%、
岐阜駅周辺が58.4%、
それぞれ減少となりました。

このほか、「特定警戒都道府県」以外の地域では、
広島市中区紙屋町周辺が74.2%、
仙台駅周辺が70.4%、
高松市丸亀町周辺が54.3%、
それぞれ減少しました。

観光地 ほとんどで前年比60%以上の減少

KDDIは、利用者の同意を得たうえで、スマートフォンの位置情報をもとに、全国の23か所について、主な観光地として、人出をまとめています。

それによりますと、4日午後3時時点の人出は、全国23か所すべての観光地で、去年の大型連休中の平均と比べて減少していて、
このうち
三重県の伊勢神宮周辺では95.1%、
長野県の軽井沢駅周辺では92.2%と、
いずれも90%を超える減少となりました。

また、
兵庫県の淡路島の明石海峡大橋周辺で86.5%、
静岡県の浜名湖内浦湾周辺で85.1%、
神戸市のメリケンパーク周辺で80.5%、
栃木県の日光東照宮周辺で79.7%、
神奈川県の江の島周辺で79.2%、
金沢市の兼六園周辺で76.6%、
神奈川県の箱根湯本駅周辺で74.6%、
東京・浅草の雷門周辺で70.1%、
いずれも減少しました。

このほか、
京都市の円山公園周辺が69.4%、
北海道の函館駅前周辺が69.2%、
神奈川県の鎌倉駅周辺が68.8%、
広島市の本通り周辺が67.9%、
長野県の松本駅周辺が67.6%、
静岡県の熱海温泉街周辺が63.9%、
北海道の小樽運河周辺が61.2%、
大分県の由布院周辺が60.3%、
いずれも減少しました。