済対策の補正予算案
30日に成立へ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策を盛り込んだ補正予算案は、来週29日に衆議院を通過し、翌30日に参議院で成立する見通しとなりました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、現金10万円の一律給付などの経済対策を盛り込んだ今年度の補正予算案は、来週27日に国会に提出される予定です。

衆議院予算委員会の与野党の筆頭理事は、来週28日と祝日の29日に、安倍総理大臣らに出席を求めて質疑を行ったうえで採決することで合意しました。

補正予算案は、直ちに衆議院本会議でも採決され、可決されて、衆議院を通過する見通しです。

これを受けて、自民党と立憲民主党の参議院国会対策委員長が会談し、参議院では、29日の午後と翌30日に予算委員会で安倍総理大臣らに出席を求めて質疑を行ったうえで、採決したあと、直ちに参議院本会議でも採決することを確認しました。

これによって、補正予算案は30日に成立する見通しとなりました。

祝日も使って審議するのは異例です。

一方、与野党は「緊急事態宣言」が来月6日に期限を迎えることを踏まえ、来月中旬にも衆参両院の予算委員会で集中審議を行うことで合意しました。