スプレイ運用部隊 陸自
木更津駐屯地に26日発足へ

陸上自衛隊の輸送機オスプレイの暫定的な配備が予定されている千葉県の木更津駐屯地に今月26日、機体を運用する輸送部隊が新たに発足することになりました。

陸上自衛隊の輸送機オスプレイについて防衛省は17機を佐賀空港に配備する計画ですが、地元の関係者との協議がまとまっていないことから、環境が整うまでの間陸上自衛隊の木更津駐屯地に暫定的に配備することで去年12月、市側と合意しました。

木更津市によりますと23日、防衛省の職員が市を訪れ、今月26日に木更津駐屯地に自衛隊として初めてとなるオスプレイを運用する部隊が新たに発足すると説明があったということです。

「輸送航空隊」という名称で操縦士や機体を整備する部隊などからなり、この結果木更津駐屯地に所属する陸上自衛隊の定員は340人ほど増えておよそ1390人になるということです。

また、オスプレイの機体についてはことし6月から7月ごろにまず2機が配備される予定だということです。

木更津市は暫定配備に伴い市民から寄せられている安全面や騒音に関する対策などの要望について引き続き検討し防衛省に伝えていく方針です。