院 立民と社民統一会派
野党第1会派に

国民民主党を除籍処分になった参議院議員が7日、立憲民主党に入党し、参議院では立憲民主党と社民党の統一会派が野党第1会派になりました。

参議院茨城選挙区選出で、ことし改選を迎える藤田幸久氏は、立憲民主党に入党したいとして、ことし1月に国民民主党に離党届を提出しました。

しかし、国民民主党は離党届を受理せず、藤田氏の行動は党の結束を乱すものだとして6日、除籍処分とすることを正式に決定しました。そして7日、立憲民主党は藤田氏の入党を認めました。

これによって、参議院では立憲民主党と社民党の統一会派に所属する議員が28人となり、国民民主党と自由党の統一会派を1人上回って野党第1会派になりました。

藤田氏は記者団に対し、「国民民主党に離党届を提出してから40日かかったが、きょう入党した。立憲民主党の中で、政治を変える原動力になっていきたい」と述べました。