知県知事選 現職の
大村秀章氏 3回目の当選

現職と新人の2人の争いとなった愛知県知事選挙は3日に投票が行われ、現職の大村秀章氏が3回目の当選を果たしました。

愛知県知事選挙の結果です。

▽大村秀章(無所属・現)当選 177万4763票
▽榑松佐一(無所属・新)35万5311票

自民党愛知県連、立憲民主党、国民民主党、公明党が推薦した現職の大村氏が、共産党が推薦した新人の榑松氏を大きく引き離し、3回目の当選を果たしました。

大村氏は58歳。平成8年から衆議院選挙に自民党公認で5回連続で当選し、厚生労働副大臣などを務めたあと、平成23年の愛知県知事選挙で初当選しました。

選挙戦で、大村氏は、2027年に予定されるリニア中央新幹線の開業を見据えたまちづくりを進め、一層の産業振興を図るなどと訴えました。

そして、推薦を受けた各党の支持層を固めたほか、支持政党を持たない無党派層からも支持を集めました。

大村氏は「愛知は常に、前進して進化し続ける愛知でなければならない。そして、日本をしっかりと支え、引っ張っていくリーダーであり続けたい。『日本一元気な愛知』を作って経済を強くし、『すべての人が輝く愛知』を作っていきたい」と述べました。

投票率は35.51%で、過去3番目に低くなりました。