2022/12/16(Fri) 15:08日本一も夢じゃない!?
先月体験したのは、こちらを使うスポーツ。何かわかりますか?
答えは「サッセン」です。
名前の由来は、
「颯爽と風を切るさま」を表した「颯然」(さつぜん)と、
宮本武蔵の剣術の型の1つ、「指先」(さっせん)の2つのことばが語源です。
専用の刀「サッセン刀」で戦います。
いうなれば、現代のチャンバラ!
6年前に福岡県の武術道場で誕生しました。
刀といっても刃はついていないのでご安心ください。
特徴は、このようにサッセン刀が光ることです。
(多くの方が、とあるSF映画を連想するため、放送ではあのBGMを流してもらいました。)
このサッセン刀。
振ると緑。相手に当てると赤く光ります。
相手に当てると、1本です。
試合時間は60秒で、刀を振れるのは5回まで。
2本先に取った方が勝ちです。頭への攻撃は禁止されています。
中野市でサッセン教室を主催する、地元出身の小林充人(こばやし・みつと)さん。
県内でただ1人の公認インストラクターです。(ことし11月現在)
ふだんは整骨院で働いていて、患者さんから「コロナ禍で運動する機会が減った」などと聞いた小林さん。
体を動かせる機会を提供したいと思い、この教室を開くことにしました。
そして、私も挑戦しました!
今回は、サッセン歴半年の小学6年生と対戦。
子ども相手でも手加減はしません。真剣勝負です。
「赤く光った~!」
やった!瀧埜が先に1本!
(そのあと2本取られて逆転負けしたことは…省きましょう!)
楽しいのはもちろん、5回しか刀を振れない、つまりむやみに振り回せないので、集中して1本を狙うのもサッセンの魅力だと思いました。
特別な防具は必要なく、動きやすい服装であれば参加できますし、好きなキャラクターのコスプレをしても面白そうですね。
サッセンの競技人口は、誕生当時150人ほどでしたが、今ではおよそ3,000人に増えています。
ことし10月には、初めて全国大会が開催されました。
「初めて」ということは…。
今から鍛えれば日本一になれるかもしれない!?
子どもから大人まで楽しめる新しいスポーツ「サッセン」の体験リポートでした。
投稿者:瀧埜ひとみ |