高知の魅力発見【田中理彩のふるさとらんまん】中土佐町の旅!
- 2024年02月19日
高知県の市町村をめぐり魅力を紹介する「田中理彩のふるさとらんまん」。
今回訪れたのは、中土佐町です。早起きして見たい絶景と今が旬の食をご紹介します!
(高知放送局リポーター 田中理彩)
1日の始まりに「だるま朝日」はいかが?
時刻は午前6時50分です。
今日は天気がよければ見られる絶景があるとのことで、
中土佐町に来ています。
中土佐町は、人口6000人弱の町。
カツオの一本釣りで有名です。
中土佐町役場の市川大介さんが絶景スポットまで案内をしてくれます。
海が見えてきましたね!
こちらがふるさと海岸になります!
全長およそ400メートルに及ぶふるさと海岸。
太平洋に面し、中土佐町の観光スポット双名島を眺めることが出来ます。
ロケ当日はあいにくの雨でしたが、晴れた日には・・・・・。
本来であれば赤灯台のほうに「だるま朝日」が見えるんです!
そうなんです。
こちらは、「だるま朝日」が見える場所なんです。
「だるま朝日」は暖かい海水温との温度差によって、太陽の光が屈折をしてだるまのように見える自然現象です。
気温が下がってくる9月の終わりから3月ごろに見られるそうです。
きょうも晴れていれば見られましたか?
はい。
きょうも晴れていれば見られたと思いますが、
残念ながら雨で見られませんでした。
ロケ当日は残念でしたが、挑戦しにきたいと思います!
中土佐町の町を少し散策。
久礼地区でたくさんのビニールハウスを見かけました。
先ほどから沢山のビニールハウスが見えていたのですが、
何を作られているのですか?
このハウスはいちごを作っているハウスになります!
いちご農家の池田拓也さんです。
7年ほど前に父親のあとを継ぎました。
年間3万パックほどを出荷しています。
今回は特別にハウスの中を見学させていただきました。
すごいたくさん苗がありますね!
いちごは「高設栽培」という方法で栽培されています。
高い位置でいちごを作ることによって管理や収穫がしやすくなるそうです。
色が濃く甘みの強い「スターナイト」。
赤くて光沢があり甘みも強い「ほしうらら」。
そして、朱色で酸味が少なく食べやすい「さがほのか」の3品種が栽培されています。
普段はいちご狩りを行ってはいないとのことですが、今回は特別に体験させていただきました。
その前に、気になるものが。
先ほどから飛んでいるものが見えるのですが
これはいったい何ですか?
受粉用のミツバチを飼っています!
ミツバチ⁉
このミツバチを飼っていることできれいないちごがなります。
そのためハチはすごく大切なパートナーになっています。
ミツバチのおかげで、おしべの花粉がめしべにまんべんなく受粉され、きれいな形のいちごができるそうです。
ミツバチの役割を学んだところで「さがほのか」をいただくことに。
ヘタの下の粒まで赤くなっているのが完熟している証です。
指の間に挟んで、ここからプチっととってください!
そんなすぐにとれるんですか?
引っ張らなくていいので手首だけでとる感じですね!
しかし・・・
後ろ向きに引く方がいいかも!
手を引く方向に大苦戦!
いただいたアドバイスをもとに再び挑戦します!
そしてついに・・・・
やっととれました!
完熟、とれたて、大粒のいちごを試食します!
いただきます!
果汁がすごい!甘いですね!
実も結構柔らかくて、味も濃くて、畑のいちご全部食べたくなっちゃいます!
最後に今後の目標を聞きました。
もっともっと甘くておいしいいちごを作れるようになって、高知県のいちごといえば中土佐町といっていただけるように頑張っていきたいです!
だるま朝日を見られなかったのは残念でしたが、旬の食を味わうことが出来て大満足な1日でした。
また、早起きをしてだるま朝日を見にいきたいです!