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【田中理彩のふるさとらんまん】高知 黒潮町大方地区の旅!

  • 2023年11月22日

高知県の市町村を巡り、魅力を紹介する「田中理彩のふるさとらんまん」。
今回訪れたのは、黒潮町大方地区です。
絶景をより楽しむ方法と疲れた時にぴったりの食をご紹介します!
(高知放送局リポーター 田中理彩)

黒潮町大方地区で映え写真撮ってみませんか?

今回訪れたのは黒潮町大方地区。以前は、大方町と呼ばれていました。
高知市の中心部から車でおよそ1時間40分。海沿いにある町です。

左:黒潮町役場産業推進室観光係 野村知世さん

まず訪れたのは、土佐くろしお鉄道の土佐入野駅から歩いて10分ほどの場所です。
案内してくれたのは、黒潮町役場の野村さんです。

絶景スポットへ出発!
するとすぐに・・・

田中

きれいな海がみえてきました!

野村さん

全長4キロの「入野の浜」です!

きれいな海岸!

こちらが大方地区おすすめの絶景「入野の浜」。
サーファーにも人気のスポットです。
「入野の浜」にはおすすめの楽しみ方があるようで・・・

野村さん

入野の浜といえばリフレクション 水鏡!

「リフレクション 水鏡」とは、満潮から干潮に向かう際に太陽の光が水面に反射し鏡のようにうつる現象です。
これをいかして写真を撮る、いわゆる「映えスポット」として人気があるそうです。
取材日は波が荒く、撮影には不向きだったのですが・・・・・

田中

せっかく来たのでチャレンジしてみてもいいですか?

野村さん

ぜひ、チャレンジしてみましょう!

野村さんが取り出したのは、リフレクションがきれいに出やすい服装です。
空気を含みやすいフレア素材の服に・・・

帽子。

そして傘。
この3つを身に着けていざ撮影開始です!

チャンスは一瞬です!

ねらうのは、「波が引く瞬間」です。
離れた場所で少し下から撮影するのがコツだそうです。

撮ってもらった写真がこちらです!
リフレクションになっていました!
皆さんもぜひ入野の浜で、写真を撮ってみてくださいね。

日々の疲れには入野砂糖!

続いて訪れたのは、背の高い植物が壁のように並ぶ畑です。
作業中の方にお話を聞いてみました。

田中

すみません
こちら何を育てているのですか?

秋吉さん

サトウキビを育てています!

入野砂糖研究会 副会長 秋吉隆雄さん

大方地区の名産品入野砂糖を作っている秋吉隆雄さん。
18年前に大阪から移住し、8年前からサトウキビを栽培しています。

畑の中はまるでジャングル!?

収穫の時期を控えサトウキビの高さは3メートルを超えているそう。

特別に収穫を体験させてもらいました!
しかし・・・

田中

かたい!とんでもなくかたいです。
ふだんはどうやって収穫しているのですか?

秋吉さん

ふだんは鎌でスポンと切って収穫してます。

結局、秋吉さんに切ってもらいました。

サトウキビをむいてもらいました

切りたてのサトウキビを試食しました。

田中

初めてサトウキビをかじります!
いただきます!

しかしまたも問題が・・・

かみちぎれない!

サトウキビはかじると出てくる甘い汁を味わうものなのですが、私はかみちぎろうとして大苦戦!
見かねた秋吉さんが半分に切ってくれました。

半分に切ってもらい、いざ、実食!
田中

水分がたっぷりでくどい甘さじゃなくて後味がすっきりとした甘さです。
これが砂糖になると思うとわくわくします!

このサトウキビを製糖した姿がこちら!
「入野砂糖」です!

200年近い歴史があります。
取材時にはまだことしの製糖が始まっていなかったのですが、昨年の分をいただきました。

田中

いただきます!
サトウキビはさっぱりとした甘さでしたが、
黒糖になるとすごくコクが深いですね。

入野砂糖のアレンジレシピも教えてもらいました。
それがこちら「梅ジュース」です!

梅を入野砂糖で漬けて、できあがった梅シロップを水などで割っていただきます。

田中

いただきます!
梅の酸味と砂糖の甘さがちょうどよく合わさって
疲れたときに飲みたいですね!

秋吉さん

疲れたときは違いますね

最後に入野砂糖への思いを聞きました。

秋吉さん

入野砂糖は200年ほど前からの歴史があるので、僕の中では伝統産業だと思ってます。
いろんな方に入野砂糖を知ってもらいたいです。

思わぬハプニングに見舞われましたが、魅力たっぷりの絶景と食に感動した1日でした。

  • 田中理彩

    高知放送局リポーター

    田中理彩

    リフレクションを使った写真の挑戦もサトウキビをかじるのも初めての体験でした!

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