なにしゆぞね「らんまん」天狗高原・牧野植物園編

四国カルスト　天狗高原

2022年10月後半、日本三大カルストの一つである四国カルスト(天狗高原)で撮影が行われました。
朝8時から収録開始ということで、私たちは、余裕を見て高知市内を早朝4時半に出発しました。

天狗高原に到着すると、１mほどの架台にのった、クレーンカメラをスタッフが調整している所でした。
位置、水平、重さ、繊細なバランスが重要です。

芝生の上に寝そべる万太郎のシーンが撮影されました。
天狗高原は、空気も綺麗で県内有数の天体観測スポットでもあります。
※とても気持ちよさそうに寝転がる万太郎は、本編でご覧ください。

岩場をある歩くシーン撮影です。
足元に気を付けてカメラマンも、手振れ防止機能のあるカメラでフットワーク軽く、万太郎をおいかけます。
ぽんっと飛び跳ねた瞬間、すすきの世界に、空間移動です。

ここも同じ天狗高原です。
ここでは、すすきのなかに座る万太郎と、すすきの上を飛ぶ万太郎のシーンが撮影されました。

すすきの高さは、1m弱あり、そのまま地面に座ると、最高のさわやかな微笑みが隠れてしまいます。
すすきの中に、このように、座る場所を用意して、万太郎さんが丁度の場所になるように、かさ上げして撮影をしていました。

雲の流れが速く、微笑みが雲で陰らないように、雲の流れを読みながら最高の撮影タイミングを狙います。

すすきが丁度、顔にかかる、いい具合の高さの位置で、クレーンカメラを合わせて、最高の微笑みをいただきました。
その微笑みは、番組でお楽しみください。

そして、すすきの上を飛ぶシーン。
万太郎が、まるで、天狗高原のすすきの上を飛んでいるかのような、映像合成技術にも注目してください。

高知市五台山　牧野植物園

その日のうちに、高知市五台山にある牧野植物園に移動です。
牧野植物園内にある結網山(けつもうざん)で、タイトル内の花を見る万太郎のシーンが撮影されました。

同じく、結網山(けつもうざん)で、植物画を描く万太郎のシーン撮影です。

牧野植物園の一角では、歩く万太郎シーンも撮影されました。
この場所は、筆者も行ったことなくレアスポットかもしれません。

『らんまん』タイトルでは、あいみょんさんの「愛の花」とともに、高知県のたくさんの自然も楽しんでいただければ嬉しいです。