なにしゆぞね「らんまん」金峰神社編
朝ドラ「らんまん」 ロケ地となった、高知県佐川町でのウラ話!
- 2023年04月10日
佐川町の金峰神社がモデルになった場所が、ドラマ本編でもこじゃんち出てくるよね
そうそう、外せん場所になっちゅうよね
昨年10月、ドラマ本編の高知ロケで、実際に金峰神社で撮影が行われたって知っちょった?
まっこと?何を撮影したが?
昨年10月、金峰神社に続く、長くて急な階段をドラマの撮影スタッフが続々と登っていきます。
ロケ場所は本殿付近?かと思いきや、途中の参道のようです。
道端に何人ものスタッフがしゃがみこんでいます。
何をしているのかな?
持ってきた植物をセットしていました!
紫色の花を咲かせているのはナンバンギセル。
若き日の牧野博士も高知県でナンバンギセルを採集したそうです。
横にはミョウガの葉が見えていますね。
実はナンバンギセルはミョウガなど、植物の根に寄生する植物で、単独では生えないんだそうです。
スタッフは、なるべく忠実に植生を再現するために、専門家の話を聞きながらドラマ中で登場する植物を用意しているそうです。
おや、なにか道具を取り出しましたよ?
絵の具のようです!
何に使うのかな?
ミョウガの葉っぱに絵の具を塗り出しました!
どうしたのでしょうか?
実はこのナンバンギセル、夏から秋にかけてが開花の季節。
9月中に本物を手に入れたそうなのですが、撮影が行われる頃(10月)にはナンバンギセルの花は枯れ、ミョウガの葉も黄色い色合いになってしまったようです。
そこで急遽、ナンバンギセルは別のものを用意し、黄色くなったミョウガの葉には緑の絵の具で着色。
初夏に万太郎が早咲きのナンバンギセルを見つけるという設定の撮影をなんとかクリアすることができました。
金峰神社、急な階段の先には、美しい緑に包まれた参道が待っています!ぜひ訪れてみてください!