なにしゆぞね「らんまん」 越知町 横倉山 編
朝ドラ「らんまん」第5回 ロケ地となった、高知県越知町にある「横倉山」でのウラ話をご紹介!
- 2023年04月07日
「らんまん」本編第5回、少年時代の万太郎が森の中をさまようシーンで、さいさい横倉山の映像がでちょったねー
越知町の、あの横倉山?
街中から見たら、てっぺんがギザギザしちょって痛そうな?
そうそう。
高知での撮影は去年の10月、横倉山から始まったがで!
横倉山は牧野富太郎博士にとっても、特別な場所なが!
牧野博士採集の地 横倉山
日本でも有数の古い地層からできていて、植物の宝庫と呼ばれるほどさまざまな植物が自生している横倉山。
牧野博士の採集の地でもあり、「ヨコグラノキ」や「ヨコグラツクバネ」など、その名をとって命名した植物もあります。
ドラマの撮影場所となったのは、駐車場から山道を歩いて15分ほどの場所にある、杉原神社周辺。
のべ130人ほどのスタッフが集まりました。
横倉山の急斜面に大勢のスタッフ。
足許に気をつけながら。
少年時代の万太郎が森の中を
さまようシーンの撮影でした。
森の中には大きな倒木も。
これを目にしたスタッフがひらめき、台本には無かった「倒木をまたぐカット」が急遽追加されました。
設定が冬ということで、雪降らしマシーンも投入。10月に、見事に雪の高知の森が再現されました。
ドラマでは撮影時期と描きたい場面の季節が違うことも多く、こうした工夫で違う季節の場面を撮影していました。
ふもとの横倉山自然の森博物館では企画展を開催中。(2024年3月3日まで)
牧野博士にまつわる資料の展示のほか、
横倉山に行った気分を味わえるVRなど
新しい試みも行われています。
是非訪れてみてください。